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宇宙ビジネス第三の波

少し古い本ですが、中古で入手したのが『宇宙ビジネス第三の波 NewSpaceを読み解く』。先に結論を書いてしまうと、SDGsやそれが扱う社会課題と宇宙ビジネスの相関については言及ゼロ。少なくとも出版された2018年当時は、そういう状況だったという理解を得たのもひとつの収穫か。

成功のために努力する、失敗したら、次の手を考えればよい、撤退すればよいなどの正確な意思決定をすればよい、それを重要視しているのがベンチャー企業であり、Old SpaceとNewSpaceの企業のマインドの違いと理解しています。

Elon Musk氏やホリエモン氏をはじめ、割とこうIT出自な人々が宇宙業界で活躍してるっぽい状況に対する著者の理解が上記。自分は加えて、新たな未開拓分野を好む性向だったり、若干アナキズムへの憧憬的なものも感じ取ってしまうのですがね、個人的には。考えすぎだろうけど笑。

日本では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、アストロスケールからデブリ除去のためのセンサ開発を受託したことなどもその例でしょう。

上記はp.38にあるくだりなのですが、JAXAとアストロスケールの順番を書き間違えてないかしら。アストロスケールがJAXAから受託、ならわかるのですが......。

今日では、対政府のビジネスのみならず、対企業、対消費者へのビジネスが宇宙ビジネスでもうみだされ始め、その企業や消費者などの顧客に対して、自社の強みなどをアピールする必要が出てきたのです。

上記のくだりは、広報の必要性を論文で強く主張するうえで使えるかな。NewSpaceより前にもB2Bはあった(必ずしもB2G一辺倒ではなかった)と思いますけど、社会的な文脈の中で存在感を増してきたってだけでも広報・PRの重要性は論じれるはず。

最後にどうでもよいこととして......コロリョフって表記が一般的だと思ってたのに「コリョリョフ」って書かれてるのが新鮮だったのと、Starmanの表紙が格好良い。2月6日でStarmanというかFalcon Heavyの打上げからちょうど4年が経ったのですね。いやーまたFalcon Heavyの打ち上げ見たいなー。

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