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むち打ちの可能性

2020年11月19日。その日の朝、何がきっかけだったかは既に記憶にないのだけど、とにかく起きるべき時刻に起きれず寝坊してしまい、慌てて飛び起きて洗面台に向かおうとしていたことは覚えています。そしてその途中、どういうわけか足がもつれて転倒、廊下とリビングのあいだにあるドアのガラス部分に左側頭部を強打させてしまいました。

幸運だったのは、ガラスは思いっきり割れたのだけど、そこにそのまま倒れ込まなかったこと。勢いが良すぎたのか、身体は反対側にバウンドするような感じになり、ともかくガラスで首を切るような状況にはなりませんでした。割れたガラスの細かい破片は、思いっきりかぶったのですが。

でまぁとにかく当時は頭が痛くて、ガラスなんかの処理は申し訳なかったのだけど嫁さんに頼み、会社は午前休を取って横になっていました。なんとか痛みは治まったので、午後に出社。以来、しばらくは痛みがぶり返すこともなく、転倒前と変わらぬ日常を過ごせていました。

しかしいつからだったか(おそらく年が明けてから)、妙に首から肩にかけて痛みを覚える機会が増えてきて......ある角度以上に首を後ろに曲げようとしたりすると特に、痛みを感じます。原因があるとすればもはや、件の転倒のほか考えられず、ちょっと怖くなって整形外科にちゃんと診察してもらうことに。

向かったのは、黒部で左腕を骨折した際にお世話になった、職場からほど近くの西新宿整形外科クリニック。日曜でも診療を行っている、ありがたいクリニックです。レントゲンを撮っていただいた結果、骨には異常がないとのこと。安心した反面、痛みを抑えるための打ち手は無いことが判明、しばらくは様子見ということに。むち打ちの可能性、を確認できたくらいか。

そもそもなぜ家の中で、段差もない場所なのに転んでしまったのか......加齢のせいだなんて思いたくないけれど、とにかく気をつけないといけない。次また同じような転び方をしたらアウト、山歩きなんかも行けなくなる気がするし。

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