Astrobiology Club / 生命分子の起源を探る
著
Astrobiology Clubのオンラインセミナー第6回「生命分子の起源を探る」をリアルタイムで視聴。今回は今までと異なり東北支部がホストで、講演をされたのは東北大学の古川善博准教授。
残念ながら今回は自分の知識不足でかなり消化不良。まぁ高校生の頃には確かに勉強していたはずの知識なのだけど、すっかり忘れてしまって思い出せない。酸化と還元だとか、脱水重合とか、そもそも有機物とは何ぞやって辺りからして怪しく......悔しいけど全然ついていけませんでした。予習しないとダメってわかってたのに、やらなかった自分が悪い。
それでも、それでも。生命の起源(時間、場所、材料)に思いを巡らせるのは、とても不思議な時間で自分には貴重。考えれば考えるほど、生命の誕生って奇跡としか思えない。今回のメインテーマではないけれど、物質と生物のあいだにある壁って何きっかけでどう乗り越えることができたのだろう?
生命がありふれた存在となるには、相当な量の材料=生命分子が必要だったはずで、仮に材料が揃ったとしても安定して存在できる高分子が作られるのにどれだけのイベントが集中して起こらなければならなかったのかなぁって思うと、気が遠くなります。
次回は7月11日、テーマは「極限環境に住む謎の微生物」!!そろそろ、長沼毅先生の出番が近いのではと勝手に期待。