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「寝たりない」がなくなる本

似たような本は過去にも何度か読んでいた気がするけど、内容なんてなかなか覚えてられないもので......いちばん最近買った睡眠に関する本は『「寝たりない」がなくなる本―――「効率のいい睡眠」を手に入れる方法』。

目を閉じてすぐに意識を失うように眠る場合は、睡眠の量が足りていないサインです。

昼間にしっかり(肉体的にも精神的にも)活動して疲れていれば、瞬時に入眠できるだろうしそれが理想みたいなイメージがあったけれど、どうやら徐々に意識を失うなかで記憶が整理された方が良いらしい。

脳は目覚めているとき、脳脊髄液の中に、睡眠物質プロスタグランディンD2がたまっていきます。単純にいうと、このたまった睡眠物質を分解するのが、睡眠

いわゆる「寝だめ」がなぜ不可能か、というのを説いているくだりなのだけど、本書の出版年月日より若干古い記事(第57回 眠気の正体 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト)にはアデノシンこそが真の睡眠物質らしいとあって、謎。

「起きる時間をそろえて、寝る時間はバラバラでもOK」というパターンに変えると、よく眠れて昼間の眠気がなくなり、生産性が上がります。

どちらかを揃えるなら......という文脈のように思ったけど、自分は既に起床時間を揃える方向で習慣化できている気がするので、良かったです。昔は週末にうんと寝坊することが少なからずあったけど、この数年は滅多に無い。

睡眠不足だと、気持ちに余裕がなくなり、相手に対して寛容になれなくなります。また、人の意見を受け入れずに、自分の考えていることが"絶対"正しい、と思う偏った視点になりがちです。

感覚的には理解していたこととはいえ、おそろしい。気をつけよう。

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