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知らないと後悔する定年後の働き方

定年後に関する本はもう読まないって感じだったけれど、いつぞやの値下げの機会に買って読んでしまったのが、『知らないと後悔する定年後の働き方』。全体を通じて感じたのは、国や社会に依存しすぎることなく自立して考えよ......みたいなことかしら。

主要欧米諸国の年金支給開始年齢を見てみると、アメリカ・ドイツ・フランスは67歳、イギリスは68歳と、各国ともいち早く制度見直しを終えています。

へーそれは知らなかった(無知)。年金支給開始年齢の引き上げ、超高齢化社会に突入している日本だけが特別ってわけでは既に無かったわけですね(むしろ遅れを取っていた)。まぁ医学の進歩に伴う平均寿命の延びというのも正直、諸手を挙げて喜べるかというと以下略、というのは以前から感じていたことですが。

キャリアは、継続したプロセスで成り立っていますが、最終ポスト(自分は部長だったなど)でしか自分を語れない人や、会社の仕事は(自分の手柄でなく)チームワークでの実績であることを理解しないシニアもいます。

そういう人間には成り下りたくないものだけど、じゃあどこでどう線引きして個人の実績、自身固有のキャリアと表現できるかというと、かなり悩ましいというかサラリーマンとしては辛い気がします。変に謙遜しすぎても損だというのは、頭では分かっているものの......。

今までの会社での地位や賃金といった目に見える「外的達成」から生きがいや自分なりの仕事への納得感など、目に見えない「内的充実」に生きかたの重点をシフトしていく必要があります。

これはめちゃくちゃ同意です。それなりに歳をとり、子供も自立した後を想像するに、地位とか賃金とかは(重要でないとまでは言わないが)圧倒的に優先度が下がるはず。むしろ時間的・地理的制約からどこまで自由に貢献できるかとか、そういう面が大事になってくるだろうなぁと。

人生とはできることに集中することであり、できないことを悔やむことではない

故スティーブン・ホーキング博士の言葉だそうです。覚えておきたい!

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