3.11とか新型コロナウイルスとか

2020年3月11日 著

3.11から9年が経過......と聞くと、やはり不思議な気持ちになります。例のごとく、「まだ9年しか経ってないのか」と「もう9年経ったのか」のせめぎ合い。それが落ち着くと、今度は「9年経ったのに全然成長できてないなぁ」っていう残念感の津波。9年ものあいだ、いったい自分はどういう時間の使い方をしてきたのか？　昔から、反省だけなら猿でもできるらしいので、反省だけはしたいです。

9年後の今年の3.11は、それはそれで現実であって現実ではないような、自分が生きてる世の中ってこんなんだったっけ？　という印象が強く、もちろん新型コロナウイルスのせい。少し前に流行った言い回しでなら、世の中が「バグってる」て言うのかな。とはいえ、コウモリが新型コロナウイルスの起源とかいう説が本当なら、大地震にしろウイルスにしろどちらも自然災害ってことで、お手上げです（その点、同じく世界の見方を変えさせられた9.11とは、だいぶ印象が異なる）。

......てなことをつらつらと考えながら、今日は一日、有給休暇を使って会社を休みました。まぁ午前中は普通に家で仕事っぽいことしてたんだけど、家族と一緒に近所へランチに出かけて、そのまま昨年お亡くなりになった義父のお墓参りに行って。外出から帰ったらbayfmを聞きつつ少しガンプラ製作を進めて、それから息子に借りた『AKIRA』を読み始めて。9年前を思い出すと、どうしても心がざわざわするけれど、おかげでリラックスできたように思います。それではお聞きください、曲は小谷美紗子さんで『3月のこと』：