なぜ、あの人は「お金」にも「時間」にも余裕があるのか?
著
なぜ買ったのかも、いつ読み終えたかも覚えていない自己啓発本、『なぜ、あの人は「お金」にも「時間」にも余裕があるのか?』について。久しぶりにマーカーを引いたところだけ読み直したら、あまり参考にはならなかったけれど、主に自分が実践できていないことを思い返すのに役立ったので、覚え書き。
学ぶことに時間とお金をかけることが、欲しい結果をつくるためにもっとも大事なことです。
最近は学びに時間を割けていないのが実状だし、お金については基本的にケチなほうだから、とても耳が痛いです。こと時間に関しては、もっとスキマ時間を活用できるようになりたいんですけどね。まとまった時間が取れないとわかった瞬間に諦めモードに突入しがち。そんなことだから、まとまった勉強時間なんて一生取れそうにないんだぞ、とも思いつつ。
すぐに結果が変わるわけではないかもしれませんが、いま行動することが人生を変えていくということを、意識して行動していきましょう。
......直前の人生には、いましかないのです。いまの積み重ねで、人生はつくられていきます
というくだりを受けての記述。「いま、ここ」ってやつの重要性はアドラー心理学方面を何冊か読んで理解したつもりなのに、なかなか実践できていません。というか、いつ何が理由で死ぬかわからないんだし自由気ままでいいじゃんっていう心理が、今この瞬間を大事にしようという思いに簡単に勝ってしまう。
感情は行動の産物です。先に来るのは行動です。あなたのやる気を引き出し、恐怖心に打ち勝つために大事なのも行動なのです。
感情と行動......別に順序なんてどっちでもいいというか、感情が先に来ることだって普通にあると思いますが。ただ、グダグダ考え込んでるくらいなら行動を起こした方が100万倍マシだよって意味で捉えるなら完全に同意だし、そこは自分も実践ができていない部分ではあるので、改善したいところ。年取ってくると何かと億劫に感じがちにもなりますから。
スピードが情熱を産むなら、量は質を生みます。「量質転化の法則」と言いますが、量からしか質は生まれません。
質よりまず量、懐かしい。とかく要領の悪い自分は高校生〜浪人生の頃、一足飛びに周りに追いつくのを諦め、まずは時間をかけまくってでも基礎を理解することに専念したんだけど、それが割と奏功したっていう成功体験があるので。ただなんだろうな、自分自身も環境も当時とはまるで変わってる以上、同じようには事は運ばないってわかってるけど。質に変わる瞬間が来ることを信じて量を積み重ねることの大切さ、改めて認識しておきたい。