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唐松岳&五竜岳に登頂

仕事的に休めそうな状況であったのと、北アルプス方面の好天が見込めたため、9月27日に有給休暇を急遽取得。当初は、9月14〜16日に予定していた(けれど仕事とか技術書典7に出す書籍の原稿とかの都合で諦めた)前穂〜奥穂〜北穂の縦走を目論んだけれど、予約必須の岳沢小屋が定員とのことで万事休す。さて2泊3日でどこに歩きに行こうか、と考えて思いついたのが、唐松岳から八峰キレットを通り扇沢へ抜けるコース。

八峰キレットは日本三大キレットの一つであり、いずれジャンダルムに行きたい自分にとっては良い練習の機会になるはず。なおかつ、唐松岳頂上山荘冷池山荘も予約無しで泊まれそうということで、ルートを出発前日の夜に確定。登山届はオンラインで長野県警に提出しました。結果的には、五竜岳に登ったところ周囲がガスガスでほぼ視界ゼロだったのに加え、午後には降雨も予想されていたため、初めて歩くルートにしては危険度が高いと判断、撤退。図らずも4年前とほぼ同じ山行となりました(唐松岳〜五竜岳 縦走参照)。

写真は、唐松岳~五竜岳 2019 | Flickrにまとめてあります。

唐松岳頂上にて

1日目(9月27日)

  1. 二度寝して、ガバッと起きたのが既に朝5時15分。慌ててシャワーを浴びて荷造りをし(前日にやっとけよ......)、6時過ぎに出発。
  2. 上野駅の新幹線乗り換え口で改札機に引っかかってしまう。聞けば、どうもえきねっとで間違って乗車券を買っていたらしい。白馬駅で要清算とのこと。
  3. それでも何とかコンビニで朝食を買い、はくたか551号に乗車。糸魚川駅で一両編成の南小谷行に乗り換え、南小谷でさらに信濃大町行に乗り換え。
  4. とにかく雲ひとつない好天で素晴らしい。車窓からの素晴らしい青空にテンションが振り切れて既に有給休暇を取った甲斐があった感。
  5. 白馬駅で、乗車券については払い戻していただき、正規の(北陸新幹線経由の)乗車券を改めて購入。結果的に金額は上がった。
  6. 白馬駅から八方バスターミナルへ、180円を払いバスで移動。そこから少し歩いて八方アルペンラインへ......チケット片道1,550円購入。
  7. 八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトを乗り継いで楽々高度稼ぎ。
  8. 八方池山荘でうどん(550円)を食べてから、歩き始める。八方池周辺とか、白馬岳方面とか、終始青空をバックに素晴らしい眺めを楽しめた。
  9. 山荘到着直前のルートが4年前と変わっていて、巻き道が通行止になってた。後で夕食時に支配人の方がお話しされて知ったのだけど、崩落があったんだな。
  10. 宿泊手続きをし、荷物を割り当てられたスペース(3C)に置いてひと段落。ビールを飲んでから、カメラとiPodを手に唐松岳山頂へ。
  11. なんだかんだ1時間くらい山頂にいたかな。音楽を聴きながら、ひたすら360度のパノラマを眺めるのは最高。良い気分転換になりました。
  12. 16:30、夕食。ご飯も味噌汁も3杯ずついただくなど。同じテーブルになった、いずれもソロで来ていた女性とは、明日の天気の話など。

2日目(9月28日)

  1. 隣の方のイビキが結構アレで途中何度も目を覚ましてしまい、寝坊。気がついたらもう5時を過ぎていて超絶焦る。
  2. 前夜、サクッと寝てしまい受け取り損ねていたお弁当について、売店の方に聞いてみたらちゃんと取っておいていただけた。支配人自ら手渡してくださり、恐縮至極。
  3. 5:21に歩き始める。前夜の雨のおかげで、岩が若干滑りやすい。とはいえ難なく7:01五竜山荘着。そこでとりあえずお弁当をいただく。
  4. 天気はなかなか好転せず、五竜岳の上の方は雲にズッポリ隠れたままだが、キレットに行くかどうかは山頂で決めることにして、とりあえずザックを背負って登り始める。
  5. すれ違う人からほぼ100%「縦走ですか?」て聞かれたけれど、まぁそりゃそうだよねこの天気にしてこの荷物では不思議がられても無理ない。
  6. キレットに向かう道との分岐にザックをデポして五竜岳山頂へ。そこでキレット小屋から歩いてきた3名と遭遇、道の様子などを聞かせていただく。
  7. 後ろ髪を引かれる思いがしたけれど、キレット行きは断念。初めての岩陵ルートを視界ほぼゼロの中で(しかも午後には降雨も予想される)歩くのは危険と判断。
  8. 五竜山荘に戻ってきたのが8:48。雨に降られないうちにと、出せる限りのトップスピードで遠見尾根を進む。途中、誤って無駄に小遠見山を経由してしまった。
  9. ほぼ同じペースで抜きつ抜かれつしたお二人と、アルプス平からのリフトはスルーして白馬五竜テレキャビンへ。エスカルプラザから出るバスが12:45発のを確認してから、お風呂へGO。
  10. いや全く、こんなところでお風呂(白馬姫川温泉 竜神の湯)に入れるとは、4年前には全く気づかなかったし知らなかった。入浴料650円+フェイスタオル100円でスッキリ。
  11. 白馬シャトルのグリーンラインに乗り、白馬駅へ。当初は手近の神城駅でいいかと思ったけど、周りに何もないし、あさま26号の出発駅だから、白馬駅まで行ったのは正しい判断だった。
  12. みどりの窓口であさま26号の指定席を確保してから、Hakuba Coffee Standで昼食。白馬ビールとジャーマンドックね。
  13. お店は昨年できたばかりなんだとか。あさまの出発まで長居させてもらったので、帰りがけにモカも買ったのだけど、味は良かった。また来たい。
  14. 新宿まで乗り換えなしで白馬から帰れるとは、本当に助かる。で、19時過ぎに帰宅。

道中使ったお金

1日目(9月27日)

2日目(9月28日)

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