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唐松岳〜五竜岳 縦走

唐松岳頂上にて、剣岳をバックに撮っていただいた記念写真

8月1〜2日の覚え書き。かなりの確度で好天の期待できる週末、山歩きに行かないともったいない!!というわけで、直前までどの山に向かうか迷っていたのですけど、最終的には唐松岳と五竜岳を縦走するプランを選択。唐松岳頂上山荘は予約不要で泊まれる、というのが理由としては大きかったです。ちなみに唐松岳は、結婚するより前に(つまり大昔に)国際宇宙大学で知り合った方々と一度登っており、当時を懐かしみながらの山歩きにもなりました。写真は唐松岳~五竜岳縦走 | Flickr - Photo Sharing!にまとめてあります。

1日目(8月1日)

  1. 5時半くらいに家を出て、上野から6時34分発はくたか551号に乗車。自由席だけど座れてラッキー。
  2. 朝食は、上野駅で買ったおにぎりのセット(460円)と、新幹線の車内販売のコーヒー(310円)。
  3. 糸魚川から大糸線の2両編成のワンマン電車に乗り換えて南小谷へ、そこで再び乗り換えて白馬へ。白馬駅に10時14分着。ここまで交通費、11,130円。
  4. 程なくバスが来たので、目と鼻の先っぽかったけど180円を払い八方バスターミナルへ。
  5. そこから八方ゴンドラリフト「アダム」までは徒歩で移動。アルペンクワッドリフトグラートクワッドリフトを乗り継ぐ(1,550円)。
  6. 乗り物で一気に高度を稼いだところで山歩き開始。ちょうどタイミング的に色とりどりの高山植物(名前は知らないし気にしない)が花を咲かせていて、楽しい。
  7. 遠くに見える山々は、雲っていうかガスっていうかをかぶっていて、あまり美しくは見えない。まぁ時間帯的には仕方ないか。
  8. 八方池あたりはまだまだ人も多く、特に小学生が大量にいて微笑ましい。唐松岳へのルートに入るなり急に人の数は減る。
  9. 途中一回、扇雪渓で休憩をしただけで歩き続けて、唐松岳頂上山荘には14時前に到着。唐突に現れてびっくりしたけど、予定より1時間は早く着いた格好。
  10. ガスもなく最高の見晴らし......ひとまず宿泊予約の手続き。若干お安い北館で一泊二食付9,500円を払う。夕食は16時30分、朝食は4時50分との説明を受ける。
  11. 自分が割り当てられた相部屋(6C)にザックをデポして、カメラだけ持って唐松岳に登頂剣岳や翌日登る五竜岳など、最高の景色を堪能。
  12. 記念写真を撮っていただき下山、山荘に戻ってひとり生ビール(900円)で乾杯。ごろごろして時間をつぶし夕食はおかわり二杯。
  13. 夕食後はしばらくはぼーっと景色を眺めたり似たような写真を何枚も撮ってたけど、翌朝起きれるか心配なので早々に相部屋でスヤァ。

2日目(8月2日)

  1. 夜中、何度か起きるたびに周囲から聞こえるイビキに辟易させられるも、自分自身どうだか自信がない。
  2. 4時半には起床。前日に続き空は好天、まだ月も高く、遠くに見える山々がなんとも幻想的。
  3. 朝食(少しでも身軽でいたくておかわり自重)を済ませて再び外に出れば、既に雲海の向こうで陽が登ってました。まぁご来光の瞬間にこだわりはない。
  4. 軽く柔軟などしてから、いよいよ五竜岳を目指して出発(5時15分頃)。しばらくは鎖場が連続するので、気をつけないといけない。
  5. 鎖場を抜ければ、あとは多少の登り下りはあれど普通?の稜線歩き。五竜山荘には7時前に到着、この時点で予定より2時間は早く行動できてる。
  6. ザックを五竜山荘にデポして身軽に五竜岳頂上を目指す。後で思ったけれど、念の為に防寒目的で羽織ったレインウェアの上着は完全に要らなかった。
  7. 7時35分、無事五竜岳山頂に到着。途中、それなりに面白いというか危なっかしい岩場もあって楽しめたし、天気にも恵まれ最高。槍ヶ岳も鹿島槍もよく見える。
  8. 再び五竜山荘まで戻ってしばし休憩。ここで持ってきたほとんどの食べ物は食べてしまう。後はもう下るだけだし、実際それなりに疲れていたので。
  9. 9時頃に遠見尾根分岐を出発。ここからはどんどん景色はつまらなくなる一方だし、足はへばるし、水は足らなくなるしで非常に辛かった......。
  10. 途中の休憩でお話しした、埼玉から来たというおじさん(いや僕もおじさんだけど)、自分と意外な接点があったりして、とても良かった。帰路の情報をいただけたりもして、出会いに感謝。
  11. 最後には完全に手持ちの水を飲みきってしまった状態で、テレキャビンに着いたのがだいたい12時。
  12. もうとにかく楽がしたいので、登り返しがあるから歩いて下るのをお勧めされるも、アルプス平からリフトに乗ることを選択。ゴンドラとセットで1,300円。
  13. ちょうど都合よく神城駅に行く無料のシャトルバスに乗れたおかげで、本数が少ないはずの大糸線(12時36分発)に乗れた!!まずは松本へ。
  14. 松本から長野行きに乗り換え、長野からはあさま622号に乗車。始発だったので自由席でも余裕。どこかの信号機故障の影響?だかで多少、予定より遅れて上野に到着。
  15. 18時半前に帰宅、ミッションコンプリート。帰路の交通費は、神城駅から都内まで乗車券が5,940円、長野から上野まで新幹線自由席が3,470円。

かなり慌ただしく出かけた山行の割に、天候に恵まれて超充実した週末を送れた反面、反省点も多かったです。まず忘れ物が多かった(タオルとかティッシュとか)し、水の量も1.5リットルでは足らなかった(この猛暑のなかでの発汗量をなめていた)し、日焼け止めを忘れたおかげであほみたいに日焼けしてしまった。鳥コンでは回避できたのに(汗

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