アド・アストラ
著
9月20日の覚え書き。久々に?宇宙モノの実写映画だというので、公開初日に『アド・アストラ』を見に行きました。新宿ピカデリーで、20:20上映開始の回。前日にチケットを予約した時点でガラガラでしたが、上映開始の時点でもかなり空いてました。自分はちょうど劇場の真ん中辺りに席を確保していたのですけど、両隣も空いたままだったし(おかげで快適でした)。
以下ネタばれ含むので、これから見に行こうという方は、そっ閉じ推奨。
見終わった感想としては、結局何を描きたかった映画なのか、よくわからずもやもや。少なくとも見れて良かったとか、面白かったとか、そういうポジティブな感想は持てませんでした。テーマは父子の絆か、宇宙での孤独が招く狂気なのか、はたまた愛がメンタルに及ぼす好影響か......そのいずれかだったにせよ極めて中途半端な印象で、月面でのカーチェイスや実験動物に襲われるシーンなど、それ要る? みたいな(解釈に苦しむ)シーンが多かった印象。
でまぁ今日になって『アド・アストラ』が問う「男らしさ」 ─ 「男は黙って...」は現代にも通用するのか | THE RIVERを読み、ほんの少しだけ腑に落ちた部分はあります。けれど、やっぱりよくわからないなぁ......ノンバーバルなコミュニケーションを是とする父をお手本に育った主人公が、バーバルコミュニケーションの重要性に気づくプロセス、とも映らなかったし。