127時間

2019年5月4日 著

『ボヘミアン・ラプソディ』を見た続きというか、まだ期間固定ポイント（謎）が余っていたので、昨夜GYAO!ストアで見た映画が『127時間』。なんとなく山に行けないフラストレーションから、山絡みの映画を見たくなったんですよね。山っていうか大自然というか、アウトドア絡みか。候補としては他に『劔岳 点の記』とか『アンナプルナ南壁 7400mの男たち』があったんだけど、恐いもの見たさから、つい。

ストーリーはいたってシンプル。誰にも行き先を告げず単独で峡谷を歩いている最中、落石に腕を挟まれた男が、わずかな水と食料で生き延びながら脱出を試みるもかなわず、最終的には自ら腕を切断する......というものなんですが、恐ろしいのがこれ実話なんですよね。もうその字面だけで痛々しいし、壮絶。

生きるか死ぬかという状況なら、止むを得ない判断とは思うのですけど、果たして自分に同じことができるかどうか。考えてしまうのはやっぱりそこですね。自分が山歩きをするときは、必ず行程を嫁さんに共有して出かけるし、スマホの電波圏内まで下りたら一報を入れるようにしているから（＝予定時刻を大幅に過ぎて連絡がなければ警察に届け出てくれるはず）、仮に遭難したところで死体すら見つからないなんてことにはならないと思っていますが......。