電流協オープンセミナー「電子書籍アクセシビリティ向上への期待」に登壇
著
まだ2ヶ月以上先のお話ですが、告知が出ましたのでこちらでも。10月10日に開催される、電子出版制作・流通協議会 技術委員会 制作規格部会のオープンセミナー「電子書籍アクセシビリティ向上への期待」に、登壇させていただくことになりました。
- イベント
- 電子出版制作・流通協議会 オープンセミナー
- 日時
- 2018年10月10日(水)15:00~16:30(14:30 開場・受付開始)
- 会場
- JCIIビル 6階会議室
東京都千代田区一番町25 - 参加費
- 電子出版制作・流通協議会 会員社:無料
非会員社:2,000円 - 講演タイトル
- 電子書籍アクセシビリティ向上への期待
- 講演内容
- Webコンテンツをより多くの利用者にとって、またより多様な利用状況において使いやすくするためのガイドラインとして、世界中で利用されているWeb Content Accessibility Guidelines(WCAG)が2018年6月、バージョン2.0から2.1へ9年半ぶりにアップデートされました。
WCAGは、EPUBコンテンツのアクセシビリティを確保する際にも利用されるガイドラインです。本セミナーではWCAGのアップデート内容を紹介しつつ、Webのアクセシビリティに長年携わってきた立場からアクセシビリティの意義や重要性を改めて俯瞰し、電子書籍アクセシビリティ向上への期待をお話しします。
きっかけの一つにあったのは、昨年11月の第19回図書館総合展で登壇させていただいたセッション、電子図書館から考える!情報アクセシビリティをめぐる最新動向(全文記録が閲覧可能です)。そこで自分は基調講演「Webと出版の融合で高まる情報アクセシビリティ向上への期待」をお話させていただいたのですが、同様の趣旨のお話をWCAG 2.1のアップデートを踏まえて是非......という有難いお声がけをいただいたのです。自分の名前がTestimonials about WCAG 2.1にあったのも、少しばかり影響したようです。
当日は少しでもEPUBコンテンツ、ひいては電子書籍のアクセシビリティ向上に寄与できるようなお話ができればと思います。電流協の非会員社の方には有料のセミナーですが、一人でも多くの電子書籍関係の皆様にご参加いただければ幸いです。