イヌでもわかるウェブフォント / イヌでもわかるWeb Components
著
今更ですが4月に参加した技術書典4で買った2冊、『イヌでもわかるウェブフォント』『イヌでもわかるWeb Components』について軽く覚え書きしておこうかと。
イヌでもわかるウェブフォント
とても分かりやすかったです。特に、表示パフォーマンス周りの記述が割と丁寧に開設されていたのがよかったかなと。font-displayプロパティ、Edgeを含めるならまだ完全にモダンブラウザ(何)で横一線にサポートされている状況にないけど、iOS Safariでも11.3からサポートされたようだから、今後はますます活用されるでしょうしね。あと、ライセンスに関するくだりで
フォントをウェブフォントとして利用することは、「フォントの再配布」に当たります。また、サブセット化すると「フォントの改変」にあたる可能性もあります。この2点をクリアしなければウェブフォントとして利用することができません。
とあって、サブセット化が改変に相当するという認識が無かったので、ちょっと驚きました&勉強になりました。そういえばサブセット化について本書では「JIS X 0208 第一水準漢字+記号+基本ラテン文字+カタカナ+ひらがな」を対象としてサブセットフォントメーカーを使う方法が紹介されていますが、FONTPLUSなんかが提供しているような、そのページで使っている文字だけのサブセット化について標準的な方法ってあるのかな。その辺りを今後調べておきたい。
イヌでもわかるWeb Components
手を動かしておらず完全に字面を追っただけの読了なので理解は浅いです。ウェブフォントについても言えることで、Web Componentsという狭い領域に特化した本というのはそれだけでありがたく興味深いのですが、JavaScriptとJavascriptとで表記が揺れている時点で既にちょっと読む気力が弱まってしまったとかいう。あと、ソースコードは「どの」ファイルからの抜き出しかが明示的であると嬉しかったかなと思いました。明らかに誤記の類かなと思ったのは
- p.35で
画像を挿入
とあるところ、たぶんキャプチャが抜けてます - p.43の
ページコンポーネントと行ってもと言っても
- p.49の
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