『ただの思い出にならないように』発売
著
iTunesであらかじめ予約注文していた、関取花さんの10曲入りフルアルバム『ただの思い出にならないように』が13日に発売されました。厳密には13日を迎えるその1時間くらい前に、ダウンロードできるようになった旨を知らせるメールが届いたんですけど、以来、通勤時はもっぱらこのアルバムを聴いています。全曲を通しで聴いても37分くらい?なので、家を出て会社に着くまでのあいだに聴き終えてしまう感じ。人間って、かくも朗らかで伸びやかな発声ができるものなのかと、感動しまくりです。
シングルで発売されていた『朝』や、朝稽古ツアー ファイナルで聴いていた『蛍』も好きだけど、それ以外でめちゃめちゃ刺さったのは『彗星』かな。タイトルからして宇宙っぽさがあるわけですが、サビの真っ赤に燃えて 宇宙までひとっ飛び
ってところの入り方というか盛り上がり方がすごく好きで。この曲に関し、あまり詳細な解説はなされていないけど、関取花「ただの思い出にならないように」特集|関取花×佐藤文香(俳人)対談 歌詞から紐解く「ただの思い出にならないように」 (1/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビューは興味深く読みました。
それにしても、「ただの思い出」って何なんでしょうね......これはアルバムタイトルに含まれているフレーズであり、『動けない』って収録曲に出てくるフレーズでもあるんですけど。ニュアンスとしては理解できるけれど、一般化できる思い出は全部ただの思い出なのかとか、ただの思い出とただならぬ?思い出の違いって、どの辺りにあるのかなとか。