もう一つのWebアクセシビリティ・ファースト
著
自分は40歳を迎えたタイミングでWebアクセシビリティの向上が自分のライフワークの一つになると確信し、Webアクセシビリティ・ファーストというペライチを作ったものの、その後の活動に一向に手がつけられないまま放置プレイをしたりしていなかったりするのですけど、先月CSUNに参加した際A11yFirst for CKEditor: Supporting Accessible Web Authoringと題されたセッションに参加、そこで同じくWebアクセシビリティ・ファーストをスローガンに掲げているプロジェクトが他にあったことを知りました。
プロジェクトのサイトはAccessibility First Text Editor - Univeristy of Illinois Library - University of Illinois at Urbana - Champaign、CSUNのセッションで使われたスライドがa11yFirst for CKEditor: Support Creating of Accessible Web Documents through User Interface Enhancementsにあります。要はCKEditorという、Webページに埋め込んで使うWYSIWYGエディタのプラグインなんですが、それを導入することで、よりアクセシブルなソースを出力しやすくなるという。やってることは機械的かつ限定的だし、英語オンリーぽいし、結局のところユーザーに対する教育が重要だよなぁという印象が強かったんですが、これはこれで興味深い取り組みだなと。何よりアクセシビリティ・ファーストを謳ってるところが良いではないですか、だからどうってことも無いんですが。
関係ないけどCSUNのセッション会場では登壇者の方が何種類かグッズを配ってて、自分は恐竜?をモチーフにしたマスコットキャラクターが描かれたワッペンをいただきました。そういえばなんで恐竜なんだろう......CSUN参加報告セミナーまでに確認しておく。
[ 2018-04-04 追記 ] プロジェクトの問い合わせ窓口にマスコットについて質問を投げたら、速攻で返事が返ってきました。曰く、「accessibility」の略語である「a11y」というのが、フォントなんかによっては「ally」に読めてしまうわけですけど、「ally」は恐竜を思い浮かべ得るものなんだとか。確かに「ally」は「alley」に似てるし、「T Rex Alley」でググると色々出てきます。