自分を変える習慣力
著
『相手を変える習慣力』より前に、実は同じ著者の『自分を変える習慣力』も読んでいたのでした。ただ、読み終えたのは昨年だったと思います。買ったのが昨年5月のことだったし。どうすれば良い習慣を身につけられるのか、の参考にと思い買ったような記憶がありますが、それに止まらずよくありがちな自己啓発本のネタを寄せ集めたような感があって、『相手を変える習慣力』同様あまり個人的には参考にならなかった本。
それでも一応、自分へのアドバイスとして役に立ちそうな箇所を5箇所、引用しておくと:
良い習慣をつくっていくと同時に、不必要な習慣をやめていく
潜在意識の安全安心欲求をしっかり満たしながら進める
まずは1つのスイッチになる習慣を徹底的に習慣化する
最初は成果が出ることを期待せず、定着に重きを置く
自分とのアポイントを取る
結局のところ、簡単お手軽に良い習慣を身につける方法というのは無い。習慣化している、というのは意識せずとも実行できている状態を指すから、そうなるまではとにかく地道に、過大なリターンを期待しすぎることなく続けること。そのために必要なら、既存の習慣を見直したり、時には捨て去ることも大事。ひとつ良い習慣が身につけられたら、それをトリガーとして、その周辺にある(紐づいた)別の習慣を手に入れていく。そういうメッセージを個人的には受け取りました。
9月に入って息子の夏期講習が終わり、再び通常授業に戻ったのですが、今年の4月以降というもの、夜の彼のお迎えミッションのおかげで強制的にでも早く退社する習慣というのはだいぶ出来上がりつつある。自分の場合、仕事を続けるにしても場所を変えた方が集中力を復活させやすいと思っているので、それがトリガーとなっていろいろ良い習慣ができつつある、気がしています。