Fw: 愛媛大学 空への挑戦!日本飛行機の父の想いを空へ飛ばしたい!
著
珍しく人力ネタに反応。人力飛行機製作へ ネットで出資呼び掛け| 愛媛新聞ONLINEによると、経緯としては大学に相談した結果、クラウドファンディングを活用することになった
そうなのですが、面白い取り組み(愛媛大学 空への挑戦!日本飛行機の父の想いを空へ飛ばしたい!(野村 信福) - クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー))が始まっていますね。愛媛大学航空力学研究会(通称:二宮翔会)は、鳥人間コンテストというか日本の人力飛行機界隈ではよく知られた名前です。
2014年には、「平成カラス11号」に燃料電池を搭載した飛行実験も実施しました。早朝のため気温が低く、燃料電池に供給される水素ボンベの出口が凍ってしまったため、水素が充分に供給できないというアクシデントがありました。飛行場を完全に飛びきることができず、滞空時間16秒、飛行距離96mのフライトとなりましたが、離陸時からすべて燃料電池を使っての飛行は世界初となりました。
そういう取り組みをされていたとは、上記を読むまで全く知りませんでした。そして、低翼型人力飛行機の日本記録である2kmのフライトを成功させる
目的においては、100%人力ということにはこだわっていないようで。低翼型の人力飛行機では飛行機の安定性の確保が難しく、安定させるために余分な力が必要になります。そのため、パイロットにも余分な力が求められる
ことから、
愛媛大学で研究している、再生可能エネルギを利用して作った燃料を使い、人力飛行機の動力をアシストします。水素と酸素を反応させて電力を出力する燃料電池を搭載し、この電気出力でプロペラを少ない力で回転させることができます。
という計画らしい。アシストモーターからの出力は300Wとありますけど、人力は設計値で何ワットの想定か気になるところ。そしてまた個人的に気になったのが、数種ある寄付形態のうち3万円のコース、『「平成カラス12号」のパイロット体験にご案内』。残念ながら実際には飛ばせないのですけど、機体に実際に乗り込み、ペダルを漕ぐことによりプロペラを回転させる回転試験、舵を切ること
ができるそう。まぁこれに乗って実際に飛べるなら、3万と言わずもっと払うんですが(謎無し)、安全管理の面からしてもまず実現不可能でしょうな......。