メガロス田端が24時間営業を開始するけれど
著
結論からすると、申し込んでいません。いや最初に案内のハガキを受け取った時は凄いなって思ったし、1,000円の会費アップで時間的制約を無くせるなら安いものだとも思ったんですよ。で、今月24日までに申し込めばセキュリティカードの発行にかかるお金(2,000円だったかな)が無料と聞いたので、すっかり申し込むつもりで話を聞きに行ったところ......実は全然、自分のニーズに合致しない内容だったんですね。
というのも、24時から翌7時までのあいだは、浴室・サウナ及びロッカールームが利用できない(立ち入りも不可)。もうね、その説明を聞いた時には素で「ええっ?」って聞き返しましたよ。だって運動した後にシャワーで汗を流せなかったら、相当辛いじゃないですか(冬場なら帰り道に風邪をひきかねない)。それに、僕はロッカーを契約して利用しているのに、そこにアクセスできない=わざわざシューズを持参しなければならなくなるなんて、ありえない。
24時間営業とだけ聞くとすごく魅力的ではあるけれど、サービス品質が時間帯によって全然違うんだもの、個人的にはガッカリです。それでも、今のフルタイムの資格だと土曜は21:20、日曜は20:20までしか利用できないので、週末の夜遅めの時間帯に運動しやすくなるというメリットはあります。しかし、今まで通りの時間帯の中でより活用する努力をした方が、自分にとってはいろんな意味で健全だろう、との考えに落ち着きました。
そもそもなぜこのタイミングでメガロス田端が24時間営業を始めるのか......ちょっと疑問に思っていたのですけど(いまさら現代人のライフスタイルの多様化に合わせて云々てのも腑に落ちないし)、たまたま昨日、近所の美容院に髪を切りに行った時に店主とそういう話になって教わったんですが、自分がまったく気付かないうちに割とウチの近所で24時間営業のフィットネス施設がオープンしてたんですね:
果たして、フィットネスクラブの類に対するニーズって、そんなに高まっているのかしら。物流方面とか、あとクリーニング/コンビニ店舗の「できたり無くなったり」から感じられるのは、行き過ぎた利便性が当たり前になってしまうことの怖さというか、局地的な過当競争の行く末が不安というか......うまく言語化できないんですけど、とにかく同じ種類の懸念がフィットネス業界にも感じられるようになってしまった、2016年の大晦日です。