特別演奏会「第九と四季」2016
著
今年の第九の生演奏は、12月28日の晩に東京交響楽団の公演で聴くこととなりました。よりによって勤務先の最終営業日に担当しているサイトの更新が多忙を極め(といっても自分の進行がダメダメなだけなんですが)、直前まで行くべきかどうか迷うほどだったのですけど、やはり1万円のチケットを紙屑にしたくなくて、半ば無理やり行くことに。無理やりというのはつまり、演奏会が終わってからまた会社に戻りましたw
しかしさすがに、18時半の開演に間に合うように着くというのは無理でしたね。定時ダッシュしても西新宿からサントリーホールまで30分で移動するのは不可能というのが、よくわかりました。しかも本公演に関しては、窓口でチケットを引き換えるという方式を選択してましたから......おかげで、「第九と四季」の公演なのに既に「四季」の演奏が始まってから到着、中に入ることのできる休憩時間までは、外で白州を飲むなどして時間をつぶしました。
席は1階21列 6番、例年と比べるとだいぶ後ろのほう。これで1万円かー、などと思わなくもないですが、第九(とそのあとの「蛍の光」)そのものは良かったですよ。どこの楽団であれ、第九の生演奏はいつ聴いても感動するし、社会情勢なんかにどれほど不安を覚えようとも、これほど素晴らしい音楽を創り継承し続けることができるのだから、もう少し人のもつチカラを信じようと思える。とはいえ、来年はコバケンさんの指揮に戻ろうかな。とにかく良い2017年にしよう、そう思いました。