WEB+DB PRESS Vol.95
著
『WEB+DB PRESS Vol.95』が発売されました。今号の特集1「[実装例でわかる!]実践アクセシビリティ 読み上げ,タッチ,キーボードetc. 多様な操作に対応」を、同僚のお二人が執筆しています。小出さん、黒澤さん、お疲れ様でした&発売おめでとうございます。とりあえず発売日を迎えたから、出社がてらブックファースト新宿店で購入したってだけで、僕はまだじっくり読んではいないけれど......以下、公式サイトより特集1の概要を引用:
デバイスや環境の違いがあっても,誰もが同じように情報にアクセスできること。それがWebにおけるアクセシビリティの目的です。2016年4月より施行された障害者差別解消法などによりますます注目を集めるアクセシビリティですが,実は障害や高齢などで心身の機能に制約のあるユーザーだけが対象ではありません。あなた自身を含む幅広いユーザーに本当の意味で役立つWebを実現するための取り組みなのです。特集1では,アクセシビリティ対応の方針から実装までをしっかり解説していきます!
いまいち、WEB+DB PRESSの実際の購読者層を知らないのですが、Webアプリケーション開発のためのプログラミング技術情報誌
を謳っているだけに、基本的にエンジニアとか開発者と呼ばれる職種の方々が多く読んでいることでしょう。肩書きがデザイナーなひとは、あまり読んでなさそう=既に『デザイニングWebアクセシビリティ』を買ったり読んでる人は少なそう? そういう層に、あらためてWebアクセシビリティの重要性を認識していただき、またアクセシブルなUIなりWebコンテンツの実装方法を学んでいただくには、良い機会になるかと。全体は6章に分かれています:
- 第1章 「アクセシビリティ」とは何か
求められる要件、対応の進め方、ガイドライン - 第2章 画像や色の代替コンテンツ
伝えたい情報をテキストでも提供する - 第3章 機械が理解しやすいマークアップ
HTMLの仕様を正しく使い、コンテンツの意味を表現する - 第4章 アクセシブルなUIの基礎知識
状況に左右されない操作や通知をいかに実現するか - 第5章 デバイスに共通した操作の実装
ユーザーの実行や入力を単一のコードで検出する - 第6章 各デバイスに特化した操作の実装
マウスでもキーボードでもタッチでも操作可能にする