アクセシビリティ夏の会
著
7月12日の覚え書き。たけるプロ、もとい@maakoさんの呼びかけにより催された、アクセシビリティ夏の会(またの名をAccTalk in Ginza)に参加してきました。会場は、初めて訪れるベルギービール専門店の銀座Favori。初めてではあるのですが、過去に何度か足を運んだことのある、新宿のFrigoと同じ系列店ですね。集まったのは僕を含めて5名、とてもこじんまりとしていたけれど、個人的にはむしろそれがありがたかったかな。大人数でウェイウェイしてる飲み会は苦手だし、どちらかというと嫌いだったりするので。
前の週の7月8日の晩に大阪で開催されたAccTalkについては、自分が言い出しっぺながら参加することができなくなってしまい大変申し訳なく思っていたのですが(出張が急遽キャンセルになりました)、それなりに良い集まりになったようです(結果オーライ)。その集まりに参加され、感想を【アクセシビリティ】AccTalk@グランフロント大阪に参加して「role属性」について質問してきたので覚え書きとして書かれた小畑さんは、大阪と東京を割とよく行き来されているらしく、この日の「夏の会」にも参加してくださいました。
ビールを飲みまくりつつも、疲れから途中で眠ってしまったりしたのですが(失礼)、それでも皆さんといろんな話題について話すことができ、とても楽しかったです。アクセシビリティをキーワードに集まりつつも、種々雑多な内容でフランクに語り合える「緩さ」がAccTalkの良いところ。もちろん、Webのアクセシビリティについても話しましたよ!!WAI-ARIAについて盛大にdisったような、disっていないような、既に記憶が曖昧ですけども、ネイティブセマンティクスに対し冗長なrole属性を指定する?しない?みたいなお話は確かにしました。
自分の意見としては、先の小畑さんの記事で紹介いただいているように、「どちらかというと」指定しない派。冗長な指定(例:<main role="main">)というのは基本好かないし、その文書なりアプリケーションに一定の永続性がある前提において、いずれは(遅かれ早かれ)削除することになるはずの存在だから。でまぁこの議論における論点は、Notes on ARIA use in HTMLの2.1 First rule of ARIA useに基づくなら、ネイティブセマンティクスをアクセシビリティサポーテッドと見なすか否かという点になるのですけど......それを検証するコストとか地味に大変なんですよねぇ、とかなんとか(オチなし)。