オデッセイ
著
2月28日の覚え書き。日本での劇場公開からしばらく日が経った頃合いで、家族総出で映画『オデッセイ』を見に行きました。いち有人宇宙開発ファンでありながら、劇場に足を運ぶのをそれほど急がなかったのは、既に昨年11月にアメリカで見ていたから(ニューヨーク滞在1日目参照)。目論見通り、混雑していない中でゆったり観賞できました。
もちろんアメリカで見た時は日本語字幕なんて付いていなかったわけで、細かいところは全然理解できていなかったのだけど、今回は結末を知った上で、なおかつ字幕を追いながら見たおかげで、改めていい映画だなって思いました。1/3Gが描かれていないとか、宇宙放射線対策がなってないとか言われますけど、科学という名の武器を手にすることの素晴らしさはうまく描けてる。時間が長い分、息子が途中でトイレに行きたがらないか不安だった点は、杞憂でした。
夕食後、映画に関して息子に話したのも、科学がいかに大事かということ。日常的には、劇中のマークほど差し迫った生命の危機に直面することは少ないかもしれないけれど、それは単に意識する・しないの違いであって、死の危険性なんて実はそこらじゅうにある。そしていざ直面した時、うまく対処できるかは結構、科学を習得しているかどうか次第だと思っている、とか何とか。幸い?息子は理科とか図工とか好きな方なんだけど(今の所は)。
ちなみに映画を見たのは靖国通りに面した新宿ピカデリーで朝9時40分からの回だったんですが、東京マラソンのスタート直後はまだ映画が始まる前で、大勢のランナーの姿を間近に見ることができました。2007年から開催されている割に、生で見たことは無かったように思うので、偶然とはいえラッキー?でした。