おかえりなさい、油井宇宙飛行士
著
約5か月の国際宇宙ステーション(ISS)での滞在を終え、宇宙飛行士の油井さん(@Astro_Kimiya)が大気圏内に帰還しました。UX まとめ 2015に参加した帰り道、高田馬場で麺活を済ませ、田端まで山手線に乗っている最中のできごとでした。さすがにリアルタイムで中継動画を視聴はしませんでしたけど(安定して視聴できる気がしなかったので)、淀みなくテキストと静止画で情報が流れてくるTwitterは、こういうとき凄く便利だなって改めて思いました。
油井さんが無事に帰還したのを嬉しく思う反面、明日からはもう宇宙からのつぶやき、特に油井さんが宇宙で撮影した写真を目にすることはできないと思うと、とても寂しく残念。油井さんがTwitterに投稿するのは日本時間で6〜7時くらいのことが多く、つまり朝起きてから家を出るまでのあいだや通勤中、駅のホームや電車に乗っているときに目にする確率が高くて。自分にとっては、それをチェックしたりRTしながら会社に向かうのが、ちょっとした日課になっていました。
もちろん、ISSに滞在している他の宇宙飛行士のつぶやき&写真にも素晴らしいものが多くあるけど、やっぱり日本語で書かれたものかどうかは大きい。それにも増して、油井さんのつぶやきにはすごく人間味、人間臭さを感じさせられるのが魅力的だと思っていて。稀に写真の地名を誤ってつぶやいてしまったこともあったけれど、そういうのも引っくるめて親しみが湧くというか、あまりこうエリート/スーパーマンぽくないところが素敵だなぁと(失礼)。
歴代の日本人宇宙飛行士のなかでも、最も素に近い姿をTwitterで晒していた、またそうであるがゆえに最も上手くTwitterを使いこなせていたのが、油井さんではないかな。ISSでのミッション、本当にお疲れ様でした。そして宇宙に旅立つ直前返信してくださった通り、たくさんの素敵な写真を見せてくださって、ありがとうございました。帰還直後にツイッターをフォローしてくれている人がたくさんいるので、情報発信したい
なんてコメントされてましたが、まずはしっかりお休みください。しばらくは地上の重力に慣れるのに大変かもしれませんが、その過程も楽しんで。