アクセシビリティセミナー2015に登壇
著
10月8日に幕張メッセ 国際会議場で催されるアクセシビリティセミナー2015については、既に当覚え書きで紹介済みではありますが、図らずも「セッション2(11:30~12:30):企業Webサイトの運営・制作現場におけるアクセシビリティ確保の実際」に、自分が登壇することになりました。
これは、諸般の事情によりビジネス・アーキテクツの伊原さんが登壇できなくなったことを受けてのことです。Web制作会社勤務という点で伊原さんと立場を同じくすることから立候補したのですけど、そもそも代理を立てないという選択肢を含め、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC) 作業部会1の登壇者の皆さんにご意見を伺ったうえで、決定しました。既にCEATECのサイトのほうも、名前が僕に書き換わっています。
そういうわけで、伊原さんのお話を楽しみにされていた方には大変申し訳ないのですが(もちろん僕自身楽しみにしていた一人です)、是非ご参加いただければと思います。インフォアクシアの植木さん、フォースの増井さん、そして日本電気の矢田さんと共に、企業のWeb担当者の方が少しでもアクセシビリティに取り組もう、取り組みたい、いや取り組まなければ!!と思っていただけるようなお話をできればと思います。
だいたいこんなお話をしようかなぁ、と僕が思っているのは次の6点:
- アクセシビリティは、内容を問わずあらゆるWebコンテンツが満たすべき「品質」
- ユーザーもデバイスも急速に多様化するなかで、アクセシビリティはコンテンツを少しでも「長生き」させるための「武器」
- アクセシビリティ対応≒マルチデバイス対応≒障害者・高齢者対応、ゆえに「取り組まなくて良い理由」はもはや存在しない
- 来年4月施行の障害者差別解消法により、障害者に対し合理的な配慮を行う「努力義務」が民間事業者に発生
- Webアクセシビリティ、まず取り組むべきはカルチャーとプロセス
- Webアクセシビリティに0点も100点もない!!できることからコツコツと、継続こそ力なり