そよ風テイクオフ
著
なんとなく煽られた気がしたので、スルーしてたけど『そよ風テイクオフ』の1巻を買って読みましたよ。Kindle版が発売されるタイミングだったので、ちょうど良かったっていうか。しかしこういう萌えっぽい絵柄の漫画は過去に買ったことがなかったので(信じてください)、正直不安のほうが大きかったけれど、いやいやどうして普通に読めたし面白かったです。
女子高生4人で飛行部を創設、人力飛行機を製作(復元?)して大会出場を目指すっていう、まんま鳥人間コンテストの印象を強く受ける物語。基本的には4コマのギャグ漫画、なのかしら? しかし稀に、人力飛行機ガチ勢(というか実際に作ったことある勢)が思わず反応せざるを得ないネタが仕込まれてるのが楽しい。この絵柄の漫画で「レイノルズ数」なんて言葉が出てくるとか想像しないでしょ、普通。あとがきの「Special Thanks」のところでTeam Birdman Trialの名前が出てくるけど、しっかり取材されてるっぽくて好印象。ほか、感想:
- 表紙、トビラの青空の色が最高に好き。
- 主人公らが部室で見つけたモノ、は飛行機ではなくトレーニング用の器具にしか見えない。
- うねうね動くジャイアントミルワームを食べれる紅羽......こわい。
- 木月先生、飛行部の顧問にもかかわらず完全にドジっ子属性なんですが、良い。とても良い。
- アリエッタはエヴァでいうアスカだなぁ。ボケ要素もあるけど。
- カーボンパイプを作る場面で積層構成を図示するとか、そういう辺りあなどれないし油断できないw
自分で設計した飛行機に私も乗ってみたいと思うのは当然です...
、うんうんそうだよね>こころ
......たぶん、2巻目以降も買うと思います、はい。