立山黒部・下ノ廊下 山行2日目
著
10/19の覚え書き、立山黒部・下ノ廊下 山行1日目の続き。いよいよ下ノ廊下を歩く、その初日。写真は全部Kurobe Canyon 2014 - an album on Flickrにまとめてあります(317枚)。
- 朝4時過ぎに起床。同室の方のイビキが以下略。ゼリー飲料だけ口にして、身支度を整え、4時半には出発。
- とにかく真っ暗なので、ヘッドランプだけが頼り。黒部ダムの上に出たところで、偶然にも北の空に流星を目撃。一瞬の出来事だった。
- 黒部川に降りて行くところで団体さんに遭遇。最後尾のリーダー?の方に聞けば、17名とか。ちょっと人数多過ぎではないのかな......。
- 黒部川を渡るあたりで、手ぶれ無しにPENで景色を撮れる程度に明るくなる。そこを少し行った先で、団体さんを追い抜く。
- ちなみに追い抜く直前、茨城から初めて下ノ廊下にソロで歩きに来たという32歳の男性(以後「Aさん」)と知り会った。
- 紅葉はちょうどいい案配だったかもしれない。大好きな黒部川の淡い青との対比が、何とも言えない素晴らしさ。
- 最初の休憩を兼ね、川縁で朝食を取ったのが6時半過ぎ。その後、白竜峡を8時半に通過し、十字峡には9時15分頃到着。
- 十字峡の展望台で、2度目の休憩。しかしだいぶ長居してしまった......45分も、そこで景色を堪能していた。
- 後で阿曽原温泉小屋にいらした山岳警備隊の方に聞いたら今年9月にも滑落で一人お亡くなりになっていたという半月峡を10時40分頃通過。
- 11時過ぎに東谷吊橋を渡ったところでAさんに追い付く。Aさんには十字峡でまったりしてたら抜かれてた模様。競争ではないのだけど。
- 橋を渡ったところで3度目の休憩。やがて仙人ダムへ......ダム湖の透明度が異常に高く美しい!3度目にして初めて仙人ダムの底を見た。
- ダムのところで休んでいたAさんを追い抜き、その直後の登りをクリアして、12時20分頃に阿曽原温泉小屋に到着。
- 小屋の佐々木さん、僕の顔を見るなり見覚えがあるなって言ってくださって嬉しかった。3年連続3回目でお世話になります、と伝える。
- 割り当てられたのは4号室、部屋まで3年連続で同じ。やはり1畳につき2人で寝ることになるらしい。夕食のみで1泊8,500円、昨年より500円値上がった?
- 13時半まで男性専用というので、すぐさま露天風呂に向かおうとしたところで、Aさんが到着。このまま欅平まで行ってしまうか悩んでいるらしい。
- 僕のほかに2人しか入っていないという、見たことも無い空き具合の露天風呂に浸かっていたら、Aさん登場。諦めてテントを張るらしい。
- 一昨年も昨年も人が多すぎて気が引けたのだけど、人が少ないのとAさんと少し親しくなっていたのを良いことに、露天風呂で記念撮影(ヌードではない)。男性専用の時間が14時まで延長されたので、ギリギリまで粘る。
- その後、お決まりのビールで乾杯&山談義。500ml缶が700円で、こちらも昨年より200円の値上げ?その後、夕食までダラダラとテレビで野球中継を見るなど。
- 夕食はカレーライス、30分間限定食べ放題。しかし昨年は食べ過ぎてお腹を壊したため、今年はおかわり無し!!で就寝へ。
- 既に自分以外は各自の寝場所を確保していたので焦ったけど、なんとか無事に自分も寝場所を発見、同じ布団をシェアするおじさんとご挨拶。おやすみなさい。