小谷美紗子Trio Tour 2014「us」
著
昨日の覚え書き。小谷美紗子Trio Tour 2014「us」に行ってきました。会場はshibuya duo MUSIC EXCHANGE。定時退社はしたものの、渋谷駅からの距離を考えると汗だくになって到着するのも嫌だったから、思い切って会社から近場までタクシーでワープ(1,900円かかったw)。整理番号は47番だっただけに割と早くに入場することができ、ステージ向かって左側の柱に寄りかかれる感じのポジションを確保。いやだって、オールスタンディングがちょっと辛くなってきたお年頃ですから。
最新アルバム『us』からの選曲多め、になるであろうことは当然として、あえてアルバムの曲順をひっくり返して1曲目に『recognize』を持ってくるんじゃないか......などと勝手に予想したけど、あっさりハズレ。しかし初っ端から、これまでのセオリーでは終盤に持って来て盛り上げるであろう曲をもってきて、まぁ飛ばす飛ばすw 全体的に「これぞ小谷美紗子Trioサウンドだ!!」って感じで、凄くステキでした。陳腐ではあるけど、本当に音がカッコいい、カッコいいという以外の表現が思い浮かばない。『正体』て曲のリズム感なんか鳥肌立ちまくりましたから、うん。そして、つい先週の遊佐未森さんのcafe mimo Vol.14 〜春爛漫茶会〜とはまったく趣が別ではあるのだけれど、これはこれで癒しなんだよなぁって感じました。
MCについては......いつもより、たくさんお話してくれたかも。なかでもメンバー紹介の前座的な語りが地味に良かったです。デビューしたとき、自分は歌に専念するぶんピアノを弾かなくても良くなるんだって思ったらそんなことはなく、弾き語りのスタイルを続けるうちTrioという形態と巡り会い、改めてピアノを頑張ろうと思ったっていうね。あと、この2〜3年、すごく悲しい出来事が二つあって、一つは東日本大震災&原発事故。もう一つは、小谷さんに近しい人に関するコトだそうだけど。それでも、アンコールの2曲を歌うのに、レイアウトが変わって小谷さんが会場に正面から向かう格好で歌う段になって、すごく何かこう吹っ切れたような笑顔を見れて、嬉しかった。いやもちろん、それで悲しい出来事が無くなるわけでも何でもないのだけど。小谷さんもみんな(誰)も、生きていかないといけないからね。
そういえば、アンコールを歌い始める前に小谷さんがiPhoneで撮影した写真の右端にちょこっとだけ自分、映ってました(微妙に自分のピースサインで顔を隠してる感じ?)。あと、@tibi_maruさんのつぶやきよりセットリストを拝借、覚え書きしておきます。
- runrunrun
- YOU
- 消えろ
- 誰か
- 照れるような光
- 手紙
- WHO
- 東へ
- すだちの花
- enter
- 正体
- 果てに
- recognize
- 手の中
- Rum&Ginger(アンコール)
- universe(アンコール)