WebSig分科会2014 vol.1
著
昨夜のことですが、Webブラウザに見るWebの入り口の歴史~明日の入り口はどこにある?(WebSig分科会2014 vol.1)というイベントに参加しました。分科会とはいえ、WebSigへは初めての参加です。無論、この業界に長くいるほうなのでお名前は昔から知っていましたし(CSS Niteと双璧をなす勉強会系イベント/コミュニティという印象)、機会があれば参加しようとも思っていたのですけど......今回はテーマがテーマだけに、また日本マイクロソフトの春日井さんがお話されるというので、是非とも参加せねばと思っていたのです。
会場の技術評論社も、今回が初めての訪問。市ヶ谷ってなかなかご縁がなく、ご無沙汰していたスポットなので、街並がちょっと新鮮でした。もともと開始時間には間に合わない予定で申し込んでいたのですが、なんとか5分程度の遅刻で済みました\( ^o^ )/ 春日井さんと馮さんによる、Webブラウザー&IT技術の昔話については、懐かしい単語が次々に飛び出すなどし、とっても楽しく拝聴しました。特に印象的だったお話としては、以下の辺りだったかな。
- バージョン2か3くらいから、Web制作者がデバッグにFirefoxを使い始めた印象
- Adobeからマイクロソフトに移ったのが2007年元旦、それまではMac&Eudoraユーザー
- 2004年がTwietter元年、その後カツマーとか広瀬香美が出て来て「ヒウィッヒヒー」とか言ってたのが2009年
- 春日井さんにとってIE7は無かったことになっている(黒歴史?)w
- プラグイン誕生のきっかけはPDF
- ブラウザベンダー同士、理念としては仲良くしたいし実際に現場は仲が良いけれど、営利団体同士は(ry
- マイクロソフトはIE9以降、開発陣もマーケ陣も本当に変わった......
途中、不意に馮さんからアクセシビリティについてコメントを求められてしまいビックリ。公的機関では取組みが進んでいるけれど一般企業ではまだまだ意識が向けられていない現状や、Webの閲覧環境が多様化すればするほど誰もがアクセシビリティに取り組まざるを得なくなるので個人的には大歓迎だとか、今でこそマルチデバイスだのマルチスクリーンって騒いでるけど、そのうち攻殻機動隊みたいな世界が実現し画面上の文字をいちいち読むなんてことをせずダイレクトに情報をやりとりできるようになれば、アクセシビリティ抜きにWebデザインなんて成立しなくなりますね、みたいなこと等をお話しました。
懇親会にも参加したのですけど、ロクナナさんからの差し入れ?とかいうビールをいただきながら、以前から懇意にしていただいていた、あるいは今回初めてご挨拶させていただいた方々と、四方山話を楽しみました。特にWebSig代表の和田さんとお話できたのが良かったです。WebSigって、できてからもう10年になるのですねぇ......つまり僕が今の勤務先に入社したのとほぼ同時期に誕生していたわけで、なんか親近感わきましたw また機会を見つけてWebSigイベントに参加させていただこうと思います。皆様お疲れさまでした&ありがとうございました。
[ 2014-04-22 追記 ] WebSig24/7公式ブログに「Webブラウザに見るWebの入り口の歴史~明日の入り口はどこにある?(WebSig分科会2014 vol.1)」終了報告&レポートが掲載されていました。写真に映ってしまっている......w