Mac生誕30周年に寄せて

2014年1月28日 著

Macintoshの思い出 | 若旦那の独り言wpという記事を読んだところ、超懐かしいLC475の写真と共に巷ではMacintosh30周年に寄せる記事が流行ってるとあったので、自分も少しばかり書いてみようかと。ほかの皆さん（誰）ほど信心深くは無いかもしれないけど、一応信者（謎）を自認していますし。

ファミコンブーム真っ只中の小学校時代より、両親の方針でゲーム機の類を一切買ってもらえなかったものだから、代わりにMSXとかMSX2とかPC-8801mk2だとかを買ってもらおうとあれこれ画策もしたものの、ことごとく失敗（笑）。そうこうするうち高校に進学、3年生のときに初めてMacを目にする機会を得ました。同じクラスで超頭のいい友人（実際、彼は現役で千葉大医学部に合格してた）の家に遊びに行った際、IIsiだかIIciだか、既に記憶にないけれどMacの実機を見せてもらったのですね。なんか手術のゲームとかできて何ソレすげぇ！イカす！！みたいな。それで関連する本や雑誌（当時まだWebは普及しておらず調べものはもっぱら本屋）で情報を収集するうち、いつの間にかMacやApple Computerという会社に憧れを抱くようになって。

一浪の後に自分も大学に入学した際、貯金と入学祝いと折半で購入したのが自分にとって初めてのパソコン＆初めてのMac、LC-III。メモリは、オンボード4MBに8MBを増設してたっけ（後にRAM Doublerを入れて仮想24MBにしたw）。同梱されていたのは、最近の若者は見たことすら無いであろうFDDでインストールする、漢字Talk7.1でした。いまでも大事に実家に置いてあるけど、マザーボードの電池さえ買ってくればまだ動くんじゃないかな。買った当初はそれこそゲーム機代わりぐらいにしか使っていなかったけれど、その後インターネットへの接続する環境を手に入れてからというもの、Macが自分と世界を繋ぐ「どこでもドア」みたいな感じになり、テレホーダイの時間になると狂ったようにWebを見始め以下略。

以来、Windows機とかさまざまなベンダーのガジェット類に浮気もしたけれど、Macもそれなりに買ったなぁ。PowerMacintosh 7600/200でしょ、Powerbook G3 1999でしょ、iBook G4でしょ、iMac （24-inch, Early 2008）でしょ、MacBook Air（13-inch, Mid 2011）でしょ、昨年末にはMac mini（Late 2012）でしょ。ジャンク扱いでもらってきたLC520も実家で眠ってたりする。iPadは初代しか持ってないけど、iPhoneは3Gに始まり2年置きの買い替えサイクルを継続中（3G→4→5）。それもこれも関連する業界に身を置く自分への自己投資、って言えば聞こえは良いけれど、ただただMacが好きで、あるいはAppleという会社を信じ、そしてSteve Jobs氏という希代のイノベーターを尊敬してのこと。これから先、たとえば10年後も今までと同じくらいMacに入れ込んでるかは自信ないけども、Jobs氏の「息の根」をデザインから感じ取れる限りは、Macを使い続けるんじゃないかな。最近だいぶ怪しくなってきてる気がするけど。