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元スターバックスCEO・岩田松雄氏から学ぶ リーダーに必要な『ミッション』の見つけ方

1月8日の覚え書き。昨年読んだ「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』の著者、岩田松雄氏の講演が無料で聞けるというので、SHAKE100主催のセミナー元スターバックスCEO・岩田松雄氏から学ぶ リーダーに必要な『ミッション』の見つけ方に参加しました。会場は、Frontrendで来たことのあるサイバーエージェントセミナールーム。直前まで体調が微妙だったり、なぜか会場を渋谷ではなく六本木だと勘違いしていたけれど、まぁ参加した甲斐はあったかな。

基本的には8年間3社での企業トップ経験を基に氏が身を削る思いで経営のエッセンスを書いたという最新著作『スターバックスCEOだった私が伝えたいこれからの経営に必要な41のこと』のプロモーション色が濃いセミナーでした。内容的にも同著から引っ張って来た部分が少なからずあって、本を読めば事足りてしまいそうな部分はあったにせよ、結構裏話も(Twitterでつぶやかないでくださいね、というアナウンスと共に)飛び出し、楽しかったなぁ。

強調されていたのは、企業が世の中を良くする為に存在するということであり、存在理由がすなわちミッションであるということ。売上や利益もそれはそれで大事だけれども、企業活動を通じてミッションを実現することが大事だ、と。ミッションはリーダーに最も求められるものでもあり、ビジョン(目指すべき方向性、将来あるべき姿)やバリュー(企業の価値観)より優先される。その理由として社会が常に変化し続けていること、多様な価値観を持った人々を束ねるうえで明確なゴールが必要であること、また同じミッションに共鳴した人々の入社や離職率の低下が期待できること、が挙げられていました。

質疑応答のやり取りも興味深かったです。質問者が質問を言い終えてから間髪を入れずに答え始めるあたり、頭の回転の速い方なのだろうなぁ。イオンフォレスト(ザ・ボディショップ)時代に女性社員の離職率を劇的に下げた背景として、教育に力を入れた(成長できる環境の提供に注力した)お話が印象的でした。自分が今年まさに勤務先で注力しようとしている方向性と合致していて、勇気づけられたというか。誰もが先生になったり生徒になったりしながら共に成長する文化、そういう意味での共創をいかに形成していくか......がんばりたい。がんばろう。

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