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構造化データ テスト ツールとかマイクロデータとか

画像の代替テキストとマイクロデータの続き的な。Googleは以前から構造化データの実装をオススメしていて、最近においてもその傾向はOfficial Google Webmaster Central Blog: Getting started with structured data(日本語訳:Google ウェブマスター向け公式ブログ: 構造化データを活用しよう! - 2 つのアップデート)といった記事に感じられます。

構造化データを利用することで、よりユーザーの利便に資するというのが動機にあるのは当然でしょうが、Google Glassのようなウェアラブルデバイスの普及を見越してメタデータの充実を急かしてるのかなぁと思ったり、思わなかったり。現状では実装コストに見合った、ないしそれ以上のメリットは感じにくいように思われるため、微妙に「鶏が先か卵が先か」みたいな状況が続いているように思うのですけども。それはそれとして、少し前にschema.orgEvent型をMicrodataで実装したページを構造化データ テスト ツールでチェックしてみたところ、

警告: Missing required field "dtstart".
警告: Incomplete microdata with schema.org.

という警告が表示されました。しかしdtstartというのはEvent型のプロパティとして定義されておらず......語彙的にはmicroformatshCalendarのものでは?という。イベント - ウェブマスター ツール ヘルプにはプロパティの一覧にstartDate(dtstart)とあり、microdata について - ウェブマスター ツール ヘルプでもstartDateプロパティへの言及があります。どこに問い合わせれば良いかもよくわからないけれど、まぁ、おそらくは構造化データ テスト ツールのバグではないかなぁと。Googleが対応を表明している構造化データの実装方法には少なくとも

の3種類があり、これら全てにちゃんと対応するというのは結構面倒なのかもしれないけれど、サポートするのであれば上記のようなバグというか不整合の無いようお願いしたい感じです。特にschema.org/Microdataについては、HTML5の普及と共に今後もっと導入事例は増えてくると思われますので。

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