Google ReaderからFeedly、ReadabilityからPocketへ
著
自分は基本的にフィード大好きっ子であり、故に情報収集はかなりの部分をGoogle Readerに依存してきました。なので、サービスが7月1日に停止されると発表(Official Google Reader Blog: Powering Down Google Reader参照)された当時はだいぶ怒り狂ったものですが(大げさ)、継続を求める署名に参加するなどしてもその後Google側に特に変化はなく、代替手段をみつけなければなりません。いくつか調べて回ったなかでは、Feverが面白いしさくらのサーバーでも動かせそうでしたが(Reeder3.0が対応したFever°はフィード購読のあり方を変えるかもしれないサービス | 代助のブログ参照)、しかし自分でインストールするタイプはいざというとき(DBが壊れたとか)に死ぬほど面倒そうで、ちょっと敬遠したい感じ。
結論としてはごく平凡ですが、Feedlyに移行先を決定。サービス停止の発表時にかなりの人がFeedlyに移ったみたいな話は聞いていましたが、自分のなかではだいぶ昔に試してあまり良い印象が無かったので避けてたんですね。しかしいざ試してみると、使い始めるのは拍子抜けするほど簡単だし(Googleのアカウントでログインするだけ)、見た目や使い勝手もGoogle Readerのそれに近づいている(デフォルトのビューをタイトルのみにすれば)。キーボードショートカットも豊富、Firefox/Chromeでそれぞれ専用の拡張アリ、iPhoneアプリの動作もまずまず......なので、当面はFeedlyで行こうかと。残念ながらReederがFeedlyに対応していないので、基本的にはWebブラウザで利用します(Firefoxでは開いたタブをピン留めしたりして)。
ちなみにiPhoneアプリについては、これまでBylineでもってGoogle Readerを使ってきました。iPhone版のReederが既にローカルRSSやFeedbinに対応したなか、いまだBylineについてはその行く末が不明確なままです。しかし、開発元であるPhantom Fishは3/14時点でTo clarify, I'm talking about feedly as a possible replacement for Byline to sync with.
とつぶやいていますから、期待して続報を待ちたいと思います。時間が経てば、Byline以外にもFeedly APIに対応したフィードリーダーは増えるでしょうし、ひょっとしたらReederのデスクトップ版も......などと期待。
で、ついでにというわけでは無いのですが、社内勉強会の影響から「あとで読む」系サービスも従来のReadabilityからPocketに移行することに。両者はサービス内容的にこれといって凄く違いがあったわけでも無いのですが、実際に試したところPocketのほうが奇麗に本文を抽出できたんですよね。同じページを登録しても、Readabilityでは不要な広告やらナビゲーションが残っていたのが、Pocketでは残っていなかったり。iPhoneアプリで直にPocketに登録できるものが多いのも魅力のひとつ(SmartNewsとか2chまとめとか)。MacのApp Storeで専用アプリが無料で配られてたり、割と芸が細かいところも気に入りました(モバイルSafariにブックマークレットを登録するフローとかね)。