Keiser m3の実機チェック
著
少し前から購入を検討していたKeiser m3について、フィットネスアポロ社に問い合わせをしたところ、実機を拝見する機会を提供いただけることになりました。決して安い買い物ではないですし(定価220,500円)、そうである以上はやはり、発生する騒音と振動を自分の目と耳で確認のうえで判断したいわけで、大変ありがたい。そして向かった先は、御殿山ガーデンにあるラフォーレフィットネスサロン。御殿山ガーデンといえば、自分が結婚式を挙げた場所だったりするのだけど、そこのビルの3階にフィットネスアポロ社が入居していたのですね。土曜午前にもかかわらず、お相手をしてくださったのは、同社営業部のMさん。一通り説明を受け、また実際にペダリングを試させていただきました。
- 外観がやはりシンプルかつスマートで、コンパクトな印象も受けます。
- アルミニウム製のフライホイールは実物を見ても美しい。初期型ゆえにホイールカバーは付いていなかったのですが、付けないほうが見た目的には好み。
- 発生する騒音は極めて小さかったです。試したマシンは古くなっているぶん音も出るほうだったそうですが、それでも全然小さい。おそらく、自室でスピーカーから音を出して音楽を聴いているときよりも小さい。
- それ以上に、振動が少ないことに感心しました。250Wくらいでガシガシ漕いでも、階下への影響は無さそう(マットを敷けばなおのこと)。
- サイクルコンピューターは、電池交換が少し手間っぽいけど(ネジ止めしてある)、しかしケイデンスと負荷のワット表示は見やすく好印象。負荷の上下の変化は噂とおり素晴らしくクイック。
- これまで乗ってきたエアロバイクと異なり、ペダリングの足を急に止めようとすると、フライホイールの慣性力がそのまま負荷となって足にぐっと来る感じ。止めるときは滑らかにケイデンスを落とすべき、という意味ではこのほうが良いような。
- ハンドル周りはすごくガッシリとしていて丈夫そう&安定感がありました。
- ペダルの交換は、純正品ではなくなるので非推奨とのことですが、軸の径さえ合うなら交換可能とのこと。
というわけで、自宅用にトレーニング機器を買うならKeiser m3にほぼ決まりといった感じなのだけど、問題は購入時期。何せ設置場所をこれから考えなければいけないのでね。