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行ってらっしゃい、星出宇宙飛行士

NASA TVの中継画面より、打上げの瞬間の模様

星出宇宙飛行士を乗せたソユーズTMA-05Mの打上げの模様は、結局のところ自宅でインターネット中継で見守りました。パブリックビューイングに出向こうかなとも思いましたけど、JAXAiがよくわからない理由でぶっ潰されてからというもの、あまりこう近場で盛り上がれる場所が無く困ったものです。自宅では24インチiMacでNASA TVを全画面表示、23インチ外付け液晶ディスプレイで宇宙教育テレビ(とTwitterのタイムライン)を表示させていました。僕は利用しなかったけれど、今回はYouTubeのほうでもライブ中継を流したそうで......インフラという面では、これ以上拡張しようがないほど充実しましたね。自分がH-IIロケット(注:H-IIAロケット、ではない)の打上げインターネット中継の仕事に携わっていた頃と比べれば、激しく隔世の感があります。

打上げ自体はさすがのソユーズ、何事もなく時間通りに進行し、お見事としか言いようがありません。星出さんといえば、2010年の春にSTS-131(山崎宇宙飛行士搭乗ミッション)の打上げを見に渡米した際、直前のパーティで再会しツーショットを撮らせていただきましたが......国際宇宙ステーションでの長期滞在ミッションの成功と、無事の帰還を祈ります。行ってらっしゃい、星出宇宙飛行士!!

以下余談。朝日新聞モスクワ支局員の関根和弘氏は射点から約1キロ離れたところから見ていたそうですが、たった1kmしか離れていない場所からの見学とは、何とも羨ましい。実際、写真の映りも素晴らしく、来年の若田宇宙飛行士の打上げを自分も同じ場所から見れたら......と思います。時間的にも金銭的にも、そしてカザフスタンの国内事情的にもそれが難しいことは知っていますが、そこを何とか(謎)。ちなみに、その前哨戦というわけでもありませんが、参加を迷っていたツアー「菊池涼子さんと行く ロシア宇宙開発の歴史を訪ねて」は、申し込むことにしました(まだ催行確定の保証はありません)。ちょっと値の張るツアーなので、家族みんなでというわけにはいきませんけど、既に有休休暇申請(というか社長からの許諾取得)は済ませています。

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