新しい管理職のルール
著
だいぶ前に読んだ『新しい管理職のルール』の覚え書き。部下マネジメントのルールからなるPART1、会社の法令に関するルールからなるPART2、の大きくは二部構成になっています。PART1、2ともに知った話が多かったのですが(特にPART2は顕著)、どちらかといえばPART1のほうが「復習」には役立ったように思います。著者の整理するところによれば、管理職が組織をリードするうえで求められる能力として
- 業績を上げる(短期の職務)
- 戦略を立てる(中期の職務)
- 人を育てる(長期の職務)
があり、また日常のマネジメントのなかでは
- 時間を管理する
- 業績を管理する
- 役割分担をする
- リスクを管理する
の4つのスキルが必要とのこと。以下、気になったフレーズのなかから4つを抜粋:
現場の人間が、より質の高い成果を上げるような仕組みをつくり、仕事をする環境を整備する
部下の非常識にイライラしていたら負け
上司からの信頼と部下からの信頼のどちらかしか選べないとしたら、部下からの信頼を選ぶ
部下の立場はあなたが考えているより、はるかに弱い