伝説の外資トップが説く 働き方の教科書
著
2012年最初に読了した自己啓発書が新将命氏著『伝説の外資トップが説く 働き方の教科書』。伝説の外資トップ、というのは凄い表現だなぁと思ったのですが、その華やかな経歴をみればなるほどと思える部分も確かにあります。個人的には、可処分時間の短さをよくよく踏まえたうえでこの先を生きるべし、ということを改めて認識するのに役立ったけれど、他にも(たとえ新奇性はなくとも)さまざまな教訓を独自の視点から整理されいたのが興味深い。その一端を覚え書きしておくと
- 目標人間の「五つのP(Purpose、Passion、Plan、Priority、Performance)」
- 目標設定の5K(会社、家族、経済、教養、健康)
- 願望+時限設定+行動計画=目標
- ビジネス人生のVSOP(20代のVitality、30代のSpeciality、40代のOriginality、50代のPersonality)
- 「人間力×仕事力」マトリックス(人罪/人在/人材/人財)
- 成長に必要な三つの要素:座学、師、修羅場
- 可処分時間分配法:体を休める/体を鍛える/心を休める/心を鍛える
- 有用の学と無用の学
- 「情報量×アクション」マトリックス(決断/断行/決定/実行)
- プロフェッショナルの「PRO」:Positive、Responsibility、Objective
また真の謙虚さとは何かについて、以下の3項目を挙げていました。謙虚に生きる、は今年の自分のテーマですので、これはしっかり記憶しておきたいところ。
人の意見に素直に耳を傾けること
人のよいところを見て、そこから学べること
人に感謝し、ありがとうと言えること
そして本書の冒頭と末尾に繰り返される以下のフレーズを、自戒の念を込めて覚え書き:
今日の自分は
昨日までの自分の結果である。
将来の自分は
今日からの自分の結果である。