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Electric DeLoreanの衝撃

たぶん、いままで生きてきたなかで、一番自動車免許取りたくなっています。

免許を持っていないことを人に言うと、結構な頻度で意外な目で見られたり、ときには理由をしつこく聞かれたりもしてきました。メカとしての自動車は好きであっても、化石燃料に依存した乗り物というのが幼い頃から妙に引っかかっていて、移動手段として自分がそれを運転するという行為には、ついぞ惹かれたことが無かったのです。

周囲は大抵大学時代に免許を取っていたけど、その頃といえば自分は人力飛行機製作とアルバイトに精を出していたわけで(学業?知らんがな)、わざわざ大枚はたいて身分証明書を買わなくてもよかろうぐらいの勢いでスルーしていました。実際、これまで過ごしてきた生活圏においては、車を持たなくても困ったことが無かったわけで(そのかわり、運転のできる父親や先輩、友人らにはだいぶお世話になってきたけど)。

ただまぁ、いずれ父親が年老いて乗らなくなったら自分が運転しなきゃならない場面も出てくるだろうな、ぐらいには思っていました。その頃にはひょっとすると電気自動車が主流になってるかもしれないし、という淡い期待も込めつつ。そこへきて昨日知ったのが、The Electric DeLoreanというニュースですよ:

For several years, DeLorean Motor Company of Texas has been reconstituting the fruit of John Z. Deloreans’s troubled loins (phrasing!). Now we are working with electric-car startup Epic EV to put an all-electric DMC-12 into production by 2013.

なんていうかもう、とにかく衝撃的。まさに自分の望むかたち(その褪せることのない魅力的な外観はそのままに、電気モーターを動力源とする)で、あのデロリアン DMC-12が買えるようになるだなんて。免許もなければ車庫のある住環境でもないにもかかわらず、既に相当欲しくなってしまっている自分がいます。

値段は9〜10万ドルらしいですが(参考:デロリアン DMC-12 が電気自動車化、2013年発売予定 -- Engadget Japanese)、宇宙旅行よりも全然安いし(謎)この先頑張って働けば買えない金額でもない(昨今の為替レートなら尚更)。仮に買えるだけの財力が身に付いたとして、それでもなお日本でデロリアンを走らせるにはいろいろ心配ごともありますが(充電方式、部品供給 etc.)……ともかく、この先車を買って乗らねばならぬ事情ができたら、真っ先に電気自動車版デロリアンを検討したい!!

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