機動戦士ガンダムUC Film&Live episode 4 最速上映会
著
10月1日の覚え書き。以前から楽しみにしていた、機動戦士ガンダムUC Film&Live episode 4 最速上映会に息子と二人で行ってきました。ガンダムUCの世界を一層盛り上げてくれる背景音楽の数々をオーケストラによる生演奏で聴け、さらには11月12日の映像展開より一ヶ月以上も早く第4話を見れるのです!ちょっとお高いチケットだなぁと思っていたけど(6,800円/人)、終わってみれば値段相応に充実した内容だったのかなと思います。作曲者の澤野弘之氏に加え、古橋一浩監督、ストーリー担当の福井晴敏氏、フル・フロンタル役の池田秀一氏、それに第4話からブライト・ノア役で参加した成田剣氏らのゲストトークも楽しめたしね。会場は、しばらくご無沙汰しているうちに名前が渋谷C.C.Lemonホールから再び変わって(戻って)いた渋谷公会堂。開始前、途中休憩はありませんとのアナウンスには、息子が途中でトイレに行きたくなったらどうしようって焦ったけど杞憂でしたw
アニメの名シーンを投影しながらの生演奏パートでは、澤野氏もピアニストとして参加。まだお若い(31歳!)のに、その活躍ぶりはすばらしい。サウンドトラック収録曲のなかで僕は『RX-0』という曲が好きなんですが、その曲を参加が確定する前にデモしたというエピソードが印象的でした。『RX-0』は前向きさを出し過ぎた曲ゆえ(確かに高揚感はハンパない)、テーマ曲としてはその後で作曲した『UNICORN』が選ばれたのだそう。もうひとつ「へええ」と思ったのが、澤野氏が背景音楽の世界に進んだ経緯。高校時代から音楽はやっていて、その当時既に解散していたけれどTM NETWORKをよく聴いていたらしい。で、小室哲哉氏が映画のサントラなどを手がけていたことからインストゥルメンタルを聴き始め、今に至ると。自分もTMというか小室氏の創る音楽にはかなり影響を受けてきたし、確か『天と地と』のサントラも聴いていたので、微妙に親近感を抱きました。第3話でバナージがダグザと共にラプラスに向かうシーンで使われたボーカル曲、『EGO』を収録した11月9日発売のサントラ2が楽しみ!ちなみにその『EGO』もライブで聴けて良かったです。
物語もいよいよ後半にさしかかろうかという第4話の放映パートについては、ここではあまり書かないことにします。イベント上映が始まればまた見に行くつもりだし、そのときにでも。個人的には前評判ほどの「すごいものを見てしまった」感はなかったし、むしろ既に小説版で最後まで読み終えてしまっているだけに、省かれた部分が始終気になってしまってアレげ。それでも、バナージが砂漠のなかで星空を見上げ涙するシーンとか、ロニと対峙しながら「打てませーーーん」と絶叫したところは、グッと来ました。そして予想通り、最後にバンシィが姿を現したところで終わったわけですが……なんでいまだにバンシィのキット化の話が聞こえてこないのか、本当に不思議。ユニコーンガンダムとはほとんど同じパーツで構成できるはずで、ぶっちゃけ単なる色違いなんだから、MGフルコーンなんかより先にHGUCでバンシィを発売して欲しかったのに。最後に、生演奏パートのセットリストを:
- U.C.0096
- MOBILE SUIT
- MINEVA
- FULL-FRONTAL
- A LETTER <feat. Cyua>
- LAPLACE
- THE UNIVERS(Pf Solo)〜LICHT MEER
- MAD-NUG
- RX-0
- LIFE & DEATH
- ON YOUR MARK
- EGO <feat. Mika Kobayashi>
- UNICORN
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