Do-Re-Mimo the singles collection
著
通勤時に最近聴いている音楽といえば、もっぱら遊佐未森さんのアルバム『Do-Re-Mimo the singles collection』です。Epicレーベル期に発表した全シングルを収録した注目の2枚組ベスト
ってことで、懐かしい時代の名曲の数々が収められています。特に僕はDisk:1の選曲が気に入っていて、それは単純に『0の丘∞の空』が入っているせいもあるけど、順番に聴いたときに曲順がすごくこう身体にすうっと入ってくる感じがするためです。全曲オリジナルシングル音源をリマスタリング
らしいのですが、Disk:1の6曲目『Silent Bells』は鳥肌モノ。溢れるような透明感が実に堪らないわけですけど、Wikipediaであらためてデジタルリマスターとは何ぞや、ってことを調べ直しました:
音声作品(CDなど)製作においては、過去にデジタル化された音源を、最新の機材で再生するだけで音質が向上する場合や、マスタリング技術の向上などでCDを再発売する際に、改めてマスタリングされる例が多い。音楽ソフトでは例として、アーティストのベスト・アルバムなどにおいて、旧楽曲編集のデジタルリマスタリングが行われている。
……なるほど。また同じページ中に必ずしも認識可能なレベルでの効果を得られるわけではない
とも書かれていましたが、『Silent Bells』は間違いなく認識可能なレベルで曲が別モノに感じられるんだよなぁ。とはいえ、手元にオリジナルがあるわけではないので比較できないのがアレですが。そんなわけでこの『Do-Re-Mimo the singles collection』は遊佐さんファンであればマストバイだと断言できるのですけど、7月14日発売 「Do-Re-Mimo 〜the singles collection〜」/遊佐未森 お詫びと交換のお知らせという残念なお知らせが:
このたび、2010年7月14日に発売致しました 遊佐未森『Do-Re-Mimo 〜the singles collection〜』(商品番号MHCL-1768〜9)につきまして、制作過程におけるミスに起因する収録音源の間違いが発覚致しました。
うーん、本当にそんなことあり得るのかな?一体、どういう品質管理がなされているのだろう?関係者の誰も出荷までに気づけなかったというのはつまり、先に紹介したようにリマスタリングしたからといって曲の違いが認識できるかどうかは微妙だってせいなのかな?いろいろ思うところはありますが、間違いなく言えるのは交換の手続きが面倒だってこと。もっとも、僕はタワーレコード新宿店で買うときにそれが交換対象であること(=商品帯に印刷されているバーコードの背景色が「白色」)は知ったうえで買ったんですけどね。だって、アマゾンではしばらく品切れ状態が続いていたものだから、現物を見かけ次第スグ買おうと思っていたんだもの。