Pocket WiFi vs. 光ポータブル

2010年7月11日 著

入居しているマンションでフレッツ光の相談会があったので、少しばかりお話を聞いて来ました。どうやら、申し込むと各戸に光ケーブルが引かれることになるらしいです。今でも光といえば光なのだけど、光ケーブルはマンションの入り口までしか来ておらず、各戸にはメタルで配線するVDSLタイプのため、かなり通信速度は高速化しそう。とはいえ、月々にかかる料金は現在Fiber Bitに支払っている3,129円（VDSLモデムレンタル費用込み）から4,095円（プロバイダパックで最安のBBエキサイトと契約した場合）へと、約1,000円近く値段が上がることになるので、それに見合った効果を期待できるかどうかが鍵。

加えて光ポータブルが申し込めるというのもフレッツ光に興味があった理由だったのですが、3G回線を使うには携帯電話事業者との契約が別途必要というのをようやく理解。フレッツ光に入るだけで、あたかも光ポータブルでFOMAデータ通信を利用できるかの誤解をしていたわけですが、そんなこと無かったんですね……まぁ考えてみればそりゃそうか。イー・モバイルを解約すれば、出先からの通信費をかなり下げられると期待していただけに、ちょっと残念。イー・モバイルは光ポータブル向けにUSIMカードを提供しているけど、コスト的には現状とほとんど変わらないって結論に。

折しも、イー・モバイルからは「おトクに機種変更キャンペーン」の案内ハガキが到着。7/1から8/20までの期間中、機種変更時に発生する契約解除料が無料＆Pocket WiFiに1円で機種変更（買い増し）ができるという。主にバッテリー持続時間の点で、SIMフリー版の光ポータブルというかPortable Wi-FiことDWR-PGには未練が残りますが、総じて「短期的には」通信キャリア等は現状維持のままPocket WiFiを買うのが良いということになります。データプラン にねんMに加入するため、そこで新たに2年縛りが発生してしまうのは精神衛生上よろしくない感じですが……といって他に、モバイルルーターをより安く調達する手も考えつかず。