はやぶさに贈る言葉
著
いよいよ、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰ってきますね。正確には日本時間で6月13日23時頃とされていますが、9日の晩に何を思ったか激しく勘違いをしまして、その日に帰ってくるものと思い込んでしまい、はやぶさに贈る言葉をTwitterでつぶやき続けてしまいました。まぁ、VOXのほうに基本バックアップを残しているけど、こちらにも覚え書きしておこうかと:
HAYABUSA、今日帰ってくるんだな。って思うだけでもう泣きたいわ。
かつてISUの卒業生で集まってTKSCでBBQしたとき、矢野さん(誰)から宇宙検疫の話を聞いたときは、ただただ日本の宇宙科学もすごいときにきたなって思ったものでした。
せっかく遥か彼方から帰ってきたというのに、自身は燃え尽きてしまうというのは、実に切ない。切ない以外の表現が思い浮かばないのは、きっと僕の貧弱な語彙のせいではない。
それにしても、HAYABUSAの機体を構成する物質も、僕の身体を構成する物質も、同じ惑星由来という当たり前過ぎる事実を咀嚼するとき、とても不思議な感覚に襲われる。
客観視を困難にさせる何かが、そこにはある。同時に、身体感覚の拡張的な何か、もまた。
ゆえに思う、僕らはあの小惑星を共に訪れ、間近に見、その表面に触れ、そして故郷に帰ってきたのだと。
仮に回収されたカプセルの中身が空だったとして。それをネタにもしマスコミがくだらん記事を喧伝するとしたら。許さない。抗議する。絶対許さない。
.@5thstar あ、失礼しました。HAYABUSAの帰還はもうちょっと先でしたっけ。
勘違いから誤報しちゃって申し訳ない、少し黙っときます
ちなみに上記に登場する矢野さんというのは、矢野創さんのこと。しばらくご無沙汰していますが、息子さんが2007年?に生まれていたのですねぇ。おめでとうございます!きっと同じように、「はやぶさ」関係者の皆さんのなかには、その誕生から今日に至るまでのあいだに、人生のさまざまな転機を迎えた方もいらっしゃることでしょうね。そういったことに想いを巡らすと、それはそれでまた微妙に泣けてくるというか、しみじみとした気分になります。いかんいかん……何かが「終わった」わけでも何でもないのに。こういうときはやはり、テラキン先生(a.k.a. @terakinizers)のはやぶさ公式ドリンク一気飲み動画を見るに限ります(謎