Tomorrow’s Web Today
著
5月14日の覚え書き。アカデミーヒルズで催されたイベント、「Tomorrow’s Web Today(今日考える明日のウェブ)」に参加しました。Opera SoftwareのCEO&CTOのお二人のお話を直に聞ける、滅多にない機会だからです。会場へは、夕方まで打合せをしていた外出先から直行したのですけど、かなり早い時間に着いてしまいました。いちいちビルの外まで戻って時間をつぶすのも無駄に思えたので、しぶしぶお金(2,000円/日)を払いライブラリーカフェ/40カフェを利用してみることに。うーん、眺望はいいけどネットカフェとして見たらあまりに出来が悪いと思うし、なにより値段がアレ過ぎるので、多分二度と来ることは無いでしょう。以上で余談オシマイ。
イベントについては、既にOperaの「Tomorrow’s Web Today」にいってきたですよ - あのー( ̄△ ̄;に素晴らしいレポートが公開されているので、僕が改めて書くまでもないわけですが、まずOpera SoftwareでCTOを勤めるHåkon Wium Lie氏が講演。TBLがWWWに取り組み始めた頃の思い出話に始まって、昨今のHTML5やCSS3をサンプルを交えつつ紹介。次いでCEOのヨン様、もといJon S. von Tetzchner氏が「one web(ひとつのウェブ)」の重要性を、同社の歴史的経緯だとか製品/サービス群と行き来しながら語りました。お二人の話に共通していたと思うのは、標準に準拠したブラウザがあらゆるデバイス上で動作することの重要性、かな。それをHåkon氏は技術的な視点から、Jon氏はよりマーケティング的な視点から掘り下げたっていうか。でもって最後にWDE/allWebクリエイター塾の菊池さんがWeb業界(といっても英語圏中心?)の動向調査結果を講演、そちらのスライドは既にThe State of Web Developmentに公開されています。質疑応答の時間が無かったものだから、終わってからJon氏のところにいってiPhone版Operaについて聞いてみました(イベントが始まる前にDanielが紹介してくれたおかげで名刺交換したときに聞いても良かったのだけど)。曰く、(1) 自分はiPhone版Operaが承認されるまでの時間当てクイズには参加していない、(2) OperaをiPhoneのデフォルトブラウザにできるようにするのは困難だし現状その点についてAppleと協議もしていない(しかし最善は尽くしている)。
その後、会場に居合わせたギーク?な皆さん(@nobsato、@hitoyam、@kotarok、@vant、@36t、@yukop、@kyosuke、@yomotsu)と遅めの夕食をご一緒することに。中国茶房8ていう、微妙に店内で秘宝館的空気の漂うお店に行ったのですけど、北京ダックは美味しかったし、たらふく飲み食いした割には一人頭2,000円で済んでしまったという。いやー味もコストパフォーマンスも素晴らしかった、是非また行きたいお店です。