STS-131打上げ見学ツアー2日目（4月5日）

2010年4月6日著

いよいよ打上げ当日。午前0時半に出発のはずが、いつの間にやらベッドの上で気絶していたらしく、がばりと起きたのがその時刻。
いそいそとシャワーを浴び、ヒゲもそらずに1時に出発。Comfort Innでの集合時刻は2時50分で、時間的には余裕だったけれど、万が一の大渋滞に備えて。
しかしいざ走り出してみればいたって順調、すんなり目的地に到着。たまたま利用できる無線LANがあったので、車のなかでiPhoneからつぶやくなどして時間をつぶす。
時間になって、昨日と同じホテル内の場所で受付。乗り込むバスの号車に変更はなし（6号車）、そのままバスに乗り込む。添乗員さんも昨日と同じ方。
ただし、乗車時にNASAの職員が名簿と照らしてチェック。バスは直接KSC内に向かうらしく、この時点からセキュリティを意識してるみたい。
車内では記念品と、あとは打上げ見学時に身につけておくべきワッペンが配布されました。嬉しいなぁ、よくわかってらっしゃる（謎）＞NASA
バスでの移動中も渋滞に遭うこと無く、すんなりApollo/Saturn V Center脇の観覧スタンドに到着。しかしそこには既にものすごい数の人出が（汗
打上げまでの時間はとにかく「あっ」という間に過ぎてしまいました。双眼鏡から39A発射台を眺めたり、有人ロケット研究会の横断幕を持って記念撮影したり。
そして午前6時4分には頭上を通過してゆくISSを目視。実はISSを生で見るのは初めてで、感動しました。思わず口を突いて出た言葉「野口さん写真撮って！！」
NASA音頭については、音楽の版権が不明であることから、中継できても音声無しでということになっていましたが、そもそも通信環境が劣悪（みな携帯を使っている？）で中継自体不可能に。
わざわざTBSに問い合わせてくださった方もいらしたのですけど、回答は芳しいものではなかったため、ニコニコ生放送の@necovideoさんに踊りを録画をしていただくことになりました。
近くにいたアメリカ人も何事かと注目してくれ、しかも結構ウケていたようなので、当初は1往復で終えるつもりを2往復、歌詞でいう二番までNASA音頭を踊りました。終わったところで拍手までいただき、ちょっと嬉しかったw
一緒にNASA音頭踊った皆さんお疲れ様でした＆ありがとうございました。わざわざ専用ハッピまで作って、NASAでNASA音頭を踊った日本人はきっと僕らが初めてだったことでしょう……。
そして6時21分、打上げ。とにかく身体もハッピも震える震える。距離的に2kmくらい射点に近づいたせいか、前回97年夏に見たときと感じが全然違う！！双眼鏡越しにも肉眼でも、SRBの分離を見ることができてこれまた感激！
とにかく雲一つない薄明かりのなかを飛んで行ったため、かなりの時間にわたってDiscovery号の輝きを眺めることができました。いやー凄いものを見てしまった。直子さん行ってらっしゃい！大地さん＆優希ちゃん、おめでとう！！
しかし「一緒に見に行くとすんなり上がる」さまーわいんど伝説健在である。天候といい打上げ準備作業といい、ものすごく順調過ぎた……恐るべし。
興奮冷めやらぬうちにいそいそとバスに乗車（打上げ後10分以内にバスに戻らなければならない）、Comfort Innへの帰路へ。バスの車内では、不思議な色合いの噴煙を眺めるなど。
Comfort InnからいったんQuality Innに戻るつもりが、現地でご一緒した方々と朝食を共にしてKSC Visitor Complexへ行くことに。
朝食といっても、近場のWaffle HouseもMcdonaldも混んでいたので、仕方なくスーパーで適当に買い食い。そして都合車3台でKSCへGO。
前日見て回れなかったShuttle Launch Experience、Shuttle Explorer、Astronaut Memorial、IMAX Theaters（Hubble 3D見たよ！）を訪問。シャトル打上げ疑似体験はかなり面白かったな。
そうそう、Shuttle Snipper買いましたよ！これ、買うまで気づかなかったんですが、何度でもリフィルできてしまうという恐ろしい代物。まさに無限ソーダや！
Tour Busに乗りApollo/Saturn V Centerへ。そこで昼食を済ませたり、昨日見れなかった展示や映像を堪能するなど。Moon Theaterは立体と映像を組み合わせたちょっと凝ったアトラクション？でした。
そこで他の皆さんと別れ（僕らはまた翌日以降もKSCを訪れる予定があったため）、Quality Innへ。やはり渋滞には遭わなかった……実にスムースな移動ができた1日。
帰ってきて、Flickrにとりあえず写真をまとめてアップロードしそこでバタリ。