HTML5 TechTalk #2
著
昨夜は前回に引き続き、HTML5 TechTalk #2@Googleに参加しました。例によって会社を出るまでバタバタしてしまい、一時はもう断念しようかとも思いましたが、タクシーに飛び乗って渋谷セルリアンタワーまで移動。結局10分ぐらいの遅刻で済みました。前回よりも参加者数は若干減っているようにも思えましたけど、まぁとにかく席が空いていて助かりました。今回は、Opera SoftwareでWeb EvangelistのDanielが「Web Forms 2 で healthy living!」、HTML5.jpの羽田野さんが「HTML5 Showcase」というテーマでそれぞれ講演。既にスライドが公開されていますし、参加者の方がお書きになったレポート記事(HTML5 TechTalk #2に行ってきた - フリーフォーム フリークアウト)も読めますので、詳細はそちらを参照していただきたく、個人的に気になった点:
- Operaは2年前にWeb Forms対応にしたものの、その後の仕様変更への対応が大変だったため、type属性値colorやtelはもう少し仕様が固まるのを待って実装するかも、らしい。まぁでも「仕様ありき」と「実装ありき」のバランスは変化してきているように思いますし、もうちょっと積極的になっても良い気も。
- 表示の国際化対応はW3Cではなくブラウザベンダの責任範疇らしい。遅刻した関係で聞き漏らしたかもだけど、validationメッセージを何語で表示するかはどこで決定されているのだろう。最初はlang属性値かなと思ったものの、サンプルページのソースを見る限りそうでもなさそうだし(なぜこのページはhtml要素でlang属性値にjaではなくenが指定されているのだろう?)、要確認。関係ないけど、この話題でふとmicrofrmatsの国際化対応にまつわる課題を思い出したりしました。
- カレンダー形式のUI(type属性値date)の見た目とかvalidationメッセージ内容のカスタマイズについての質問が連続しましたが、そこの部分の線引きって結構難しいかも。今は制作者がコントロールできる余地は少ないようだけど、そのおかげで生じているメリットもあると思いますし。
- canPlayTypeメソッドの戻り値でmaybeとかprobablyってわかりにくどころか何かの冗談のように聞こえてしまうのは僕だけでしょうか……。
終わってからDanielと少しだけお話したのですけど、来週はOperaのオフィスでこれまたHTML5関連のイベント「HTML5 を使ってみよう!」があるのですよね。残念ながら仕事的にそちらは行けそうになく申し込んでいなかったのですが既に定員に達したようで……平日夜に開催するならせめて木曜以外でお願いいたします(謎