若田光一宇宙飛行士 さいたま市帰還報告会
著
応募した結果、めでたく1,200名の一人に当選していましたので、午後は若田光一宇宙飛行士 さいたま市帰還報告会に参加してきました。会場は大宮ソニックシティ大ホール。お腹が空いていたので、近くの横浜らーめん桜花で醤油ラーメンを食してから向かうと、受付開始30分近く前であるにもかかわらず長蛇の列が!案内の仕事にはJSFの方々も参加されていた模様(お疲れ様です)。それでも、会場向かって右手のほうの前から5列目という比較的良い場所に席を確保できましたが。若田さんの講演「国内初報告!宇宙に4ヶ月住んでみて」は、PCのスライドを使ってのJAXAの有人宇宙活動全体を解説する前半と、動画を使い長期滞在に特化して宇宙に旅立つところから滞在、そして帰還に至るまでを解説した後半に分かれていたような。個人的には後半のほうをもっとじっくり聞きたかったのですけど、動画の進行が早く解説もやや急ぎ足に感じられたのがちょっと残念。以下、気になったことなど:
- 「H-IIB」を若田さんは「えいちにびー」と読んでいました。たまたまかもしれませんが。
- 長期滞在前に行う仕事というのが、ソユーズに宇宙服を着て乗り込みフィットチェック(ちゃんと座れるか等を確認)とは、言われてみればなるほど確かに。
- パダルカ船長の発案らしいけど、3食は必ず皆で集まって食べたそう。なんでも実験を始めると、なかなか顔を合せなくなるからだとか。
- ISSから撮った富士山の写真、奇麗だったな。きぼうの窓(見渡せる距離範囲は約3,000km)から撮ったという九州〜西日本の写真も然り。
- 毛利さん、土井さんは「元」宇宙飛行士として紹介されていたのが、妙に新鮮でした。
- ふとした疑問。自分の血液や尿を採取してたみたいな話があったけど、採血は自分で行っていたのだろうか?
- 小型の人工衛星の編隊飛行シミュレーション楽しそう。なんとなくラジコンで遊んでるっぽく見えてしまったという。
- ロシア語だと若田さんの名字って「BAKATA」表記なのね。うーむ(謎
- 一人野球のシーンは会場的にもウケていました。まぁ応用としてはいろいろ考えられますけどね、サッカーでも何でも。
- 宇宙飛行士になりたいという子供からの質問に対し「宇宙に行って何をするかを考えよう」か……行くこと自体が目的であり夢、って子供は多そうだけどなぁ。
- 帰り道での振動について。大気密度が上がり、マッハ7程度にまで減速したところで振動を感じ始めるらしい。
- 辛かったことを尋ねられての回答が「運動」とは!写真や動画を見る限り、まったくそうは見えないのですけどw 無理矢理ひねり出した答えかしら。
- 帰還後、家族に向けて発した最初の?言葉は「ありがとう」。まぁ、僕だったら「ただいま」かなぁ。
- 宇宙には好きな本を5冊持って行けたそうだけど、何を持っていったのだろう。どこかに情報あっただろうか?
- 若田さんの小学校1〜2年のときの担任の先生、マイペースすぎて面白かったです。
- 最後の挨拶のなかでは、一瞬、言葉を詰まらせるシーンがありました。そしてやはり、種子島から有人ロケットを打ち上げることが夢という発言がありました。なんとなく読めてたけど!