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クロストーク「Back to the Moon 〜月に住もう」

オープニングスライド

10時前には家を出て、久しぶりに八重洲ブックセンターで宇宙関係やビジネス関係の書籍をチェック。近くのスタバ(八重洲アーバンスクエア店)で買ったソイラテを飲みつつ、ちょうど歩行者天国になったばかりの銀座を通り抜けて、新橋駅まで散歩。そこからゆりかもめに乗り、これまた久しぶりの日本科学未来館に到着。寺薗さんが登壇されるという、中秋の名月 未来館でお月見!2009 関連イベント クロストーク「Back to the Moon 〜月に住もう」に申し込んでいたのです。かなり早くに会場に着いた甲斐あって、難なく最前列中央に席を確保。さらに寺薗さんの備品(!)の延長ケーブルをお借りして、PCの電源まで確保……というのもこのイベント、Twitter上で中継する(俗に言う「tsudaる」)ことをあらかじめ決めて臨みました。きっかけは少し前に、@hadukinoさんがJAXAiマンスリートークtsudaってくださったこと。いやはや、自分でやってみるとなかなか大変でした。トークだけでなしにスライドがあったぶん、まだ僕のほうがtsudaりやすかったハズだけど。

イベントの感想ですが、内容がタイトルから想起されたものではなかった点がまず気になりました。月に「住む」どころか(それ以前の)何を理由にどう月に行くかという点に、御二方のお話がフォーカスしていたからです。イベント予告にはしっかり「月に住む」ということをテーマに、研究者にこれからの月研究について語ってもらいますとあったのに、いきなり開始早々なぜ月を調べるのか、どのようにして月に行くのか、月で何をするのか、この3つがメインテーマって……「住む」は一体どこへw

最後のほうの佐藤氏のお話のなかで、エンターテインメントがどうのといった話が飛び出しましたが(僕はそれを客層を踏まえた一種のリップサービスと解釈しましたが)、「住む」レベルのお話をするなら、たとえ夢物語に聞こえようと突飛に受け取られようと、いっそ最初から最後までその(どの)路線で突っ走って欲しかったような。ものすごく穿った見方をすると、今回のイベントはもともとJAXAの有人月探査構想を一般にお披露目するための場で、なぜ生身の人間が行かねばならないのか/行ったほうが良いのかをわかりやすく解説する役回りに、サイエンスがご専門の寺薗さんに白羽の矢が立てられ……というのは、さすがに考え過ぎかなぁ。( [2009-10-05追記] Togetterを使って、tsudaりの模様をTogetter(トゥギャッター) - まとめ「中秋の名月 未来館でお月見!2009 関連イベント クロストーク「Back to the Moon 〜月に住もう」」にまとめてみました。)

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