サイバーガーデンbizセミナー「セマンティックなマーク付けとメタデータ活用」
著
土曜日のことですが、サイバーガーデンbizセミナー「セマンティックなマーク付けとメタデータ活用」に参加しました。神崎さんの最新著作『セマンティックHTML/XHTML』の出版を記念してのイベントだったのですが、この日までに読み終えようと頑張ってはいたものの、結局半分くらいまでしか読み終えられなかったとかいう。そんな状況で参加して良いものか少しばかりためらいましたが、結果的には参加してとても良かったなぁと。これまでに一度も聞いたことのないほど親切丁寧にRDFaを解説してくださったおかげで、理解を深めることができたからです(サインもいただけたし!)。神崎さん、運営側で参加された皆さん、ありがとうございました&お疲れ様でした。以下、ごく私的な感想とか覚え書き:
- 『ユニバーサルHTML/XHTML』の続編の企画は、2002年には持ち上がっていたという。
- Webはユニバーサルなメディアでなければならない、というのは心から同意。
- 人間のための情報と機械のための情報を一元化するうえでの落としどころ……難しいですね。
- どうでもいい話ではあるにせよ、XMLで書かれたRDFが大嫌いな人が某欧米にはいたというのは興味深い。
- RSSやFOAFをRDFと混同している人って多いのかなぁ?
- CURIEの説明で「普通名詞」と「固有名詞」を使って語るのは分りやすかったです。
- isPrimaryTopicOfの作者は懺悔中ってwww
- 欲しい身近なサービスとして「ネットラジオの番組表を効率的に使いたい」というのはなるほど。ひょっとして、ロジャー・ノリントン関連のようなニッチな?情報への欲求が、神崎さんのなかでセマンティックWebに取り組む動機の一部にあるのでは。
- 確かに、RDBからコンテンツを出力できる前提では、ワンソースマルチユースでなくても構わないですね。ともあれ、どのプロセスをどこ/誰がどの程度のコスト負担するかという意味では、やはりケースバイケースか。
- ログイン名/アカウントにmasakaが使えないとモチベーション下がる、というのは何となく同意。僕の場合、kazuやkazuhitoが先に取られてたりすると、微妙に嫌だしなぁ。
既にスライドも公開されていますので、引き続き書籍を読み進めつつ、適宜スライドを見返して復習したいと思います。そして神崎さんには是非、今回の続編というか、語りきれなかった部分を補うためのセミナーも開催していただきたい。個人的に今回くらいのペースでうんと噛み砕きながら語っていただくのが、話のスピードについて行くので精一杯という状況より、得るものは大きいと思いますし。あと残念だったのはおのひろきさんや北村暁さんにご挨拶し損ねたこと、懇親会に参加できなかったこと、そして録音し忘れたこと。もし録音されていた方がいらしたら、ご連絡いただけると嬉しいです(謎無