iPhone 3GSのアクセシビリティ機能を初体験
著
先行してDebugonさんに書かれてしまったのですが(まさか先を越されるとは思わなかった……デブlOg: iPhone 3GSを触ってきました参照)、先週水曜日のことを覚え書き。定時きっかりに退社して、Apple Store Ginzaに行って来ました。目的は、深見嘉明さんの講演「MacでHappy! 『ウェブ力』最大化作戦 in Apple Store Ginza」を拝聴すること、そしてiPhone 3GSに触れること(主にDebugonさんが)。どちらかというと後者がメインでして、つまり全盲の視覚障害者にとってiPhone 3GSはどんなユーザー体験をもたらし得るか、を知りたかったのです。既にMy first experience using an accessible touch screen device « Marco’s accessibility blogとかThe Accessible iPhone 3GS-- Lioncourt.comといった記事経由で、その未知なる可能性の一端は垣間みてたんですが。
でまぁ、今さら僕があれこれ書くのもアレなので、基本的にはDebugonさんのお書きになった記事をお読みいただくとして。僕としては、とにかくAppleが今回提供してきたアクセシビリティ機能というのは技術的にとても面白いと思う反面、まだまだだなぁという感想を持ちました。たとえば、タップした場所のテキスト情報を読み上げ、ダブルタップすると選択、スクロールは3本指で……というのが果たしてベストの組み合わせなのかどうか。効率的に使いこなすには、それを「慣れ」と呼ぶかどうかはさておき、画面上のどこに何があるかを知って/覚えておかなかければなりません。インストールするアプリが増えるにつれ、そのもどかしさは顕著になるでしょう。実際には試さなかったけれど、アプリを任意の画面/位置に持ってくるなんてこと、(手助け無しには)できない気がしますし。
ともあれ、都合1時間も触らなかったとはいえ、Debugonさん的に購入を決心するに至ったというのは、僕は凄いと思ったし嬉しくも思いましたよ(いちiPhoneファンとして)。残念ながらその日は時間的に購入できず、moさんと3人でやけ酒……というわけではないけど近場でビールを飲んでから解散、帰宅しましたが。近々、Debugonさんが購入した暁には、使用レポートなどを聞かせていただけると思うので、今から楽しみです。是非、3GSを使いこなすまでになっていただきたい!!