mimori yusa concert tour 2009 “銀河手帖”
著
昨日はめぐろパーシモンホールで行われた遊佐未森さんのコンサート、mimori yusa concert tour 2009 “銀河手帖”に行って来ました。彼女のファンになってからもう何年も経っているのですが(まだテレビの深夜番組にハマっていた大昔に「0の丘∞の空」を歌う彼女を見て衝撃を受けて以来)、生で歌声を聴く機会は今回が初めて。座席は1階20列目29番という、かなり後ろの方だったのですけど、眺めてみた限り男性客が多く、また年齢層はやや高めに感じました。予定よりも10分ほど遅れて「扉」という曲からスタートしたとき、遊佐さんはとっても素敵でお似合いの、目にも鮮やかなブルーのワンピースで登場。うーん、もっと前の方の席を確保したかった orz
構成的には、確かに最新アルバムの銀河手帖収録曲が中心でもあったのですが、事前に「銀河手帖」スタッフブログでなつかしのあんな曲やこんな曲までやっちゃいます
と予告されていたとおり、なんとデビュー曲の「瞳水晶」や懐かしい「窓を開けた時」まで歌ってくれ、嬉しかったですね。遊佐さんいわく、昨年デビュー20周年を迎え初心に返ろう的な思いがあったみたいですが、そこでもし「0の丘∞の空」まで披露されたら泣いてたかも。懐かしいといえば、アンコールの最初で歌われた「ミネソタのたまご売り」も良かった!ダンスもキュートだったしね。あとはやっぱり、遊佐さん自身がピアノを弾きながら歌ってくれた「クロ」が良かったです。この曲はすっかり近年の代表曲っていうか、スタンダードナンバーになった感があります。ちなみに観客のほうは、基本的に座ったままで手拍子を打ったりしていたのだけど、「ロカ」で急に全体的に盛り上がって(確かにアップテンポで格好良いアレンジだった)、僕を含め多くの人が立ち上がってましたね。そのあたりは年齢層の高さも手伝って?メリハリがあって良かったようなw
今年でデビューから21年目……そのあいだの時間の長さについて「なんとか生きながらえて」みたいな発言があって。そのとき、前日にMichael Jacksonが亡くなったことをつい思い出してしまい、遊佐さんが歌い続けてくれて、また僕も生き延びて来たからこその機会なんだよなぁってしみじみと思いました。それはきっと幸運で、有り難いこと。全体を通じ、何度となく観客に向かい「ありがとう」という言葉を発していたけど、いやまったく僕のほうこそ「ありがとう」と言わせていただきたい。まぁ、「(歳を取ったことに関して)あたしだけじゃないですからね?」って言葉は、妙に可笑しくて笑ってしまったけど。これからも、素敵な歌を聴かせてくださいね>遊佐さん