WaSP InterAct 翻訳ボランティア募集中
著
HennyがWeb Standards ProjectのBuzzにInterAct translations and localizationsというタイトルで投稿していた記事について。Buzzの翻訳や紹介は、これまでだと勤務先で運営しているBlogのほうに掲載するのが通例でしたけど、もろもろの事情からここ(何処)で同記事に触れておきたく。
あまり知られていないと思いますが、今年3月のSXSWiにおいて、WaSPはInterActというサイトを発表していました。まずはそのInterActとはなんぞや、というお話から。Web標準やWebデザインにおけるベストプラクティスの教育は、WaSP内でも取り組む必要性の高い事案としてかねてより認識されていて、ゆえにEducation Task Forceというタスクフォースを中心に活動してきました。InterActはある意味、そうした一連の活動の成果であり、教育者や教育機関向けに有用なカリキュラムを提供するものです。決してそれは一方通行的にコンテンツが公開されているわけではなく、逆に皆さんから役立つコンテンツやアイデアを募集していたり、あるいはフォーラム形式の議論の場を提供したりもしています。
ようやくここから本題というか、Hennyの記事の話になるのですけど、これからInterActを英語以外の言語に翻訳したり、個々の言語圏向けに最適化を行うといった活動が本格化します。既に18の言語に翻訳をしようと30人以上のボランティアが(WaSP ILGに参加しているか否かにかかわらず)集まっています。もちろん僕もそれに手を上げている一人ですが、日本語対応を全て一人で行うにはあまりにも荷が重すぎるというか、正直無理です。無理というか、可能かもしれないけれど、少なくとも現実的ではない(Opera Web Standards Curriculumの翻訳が僕の仕事の一部だったりすることもあり、短期的に多くの時間をこちらに割けそうにない)。そういうわけで、日本語化に協力していただけるボランティアを絶賛募集中なのです。直接、ILGのリードにメール(ilg-info@webstandards.org)で意思表明していただいて良いですし、僕にメールしていただいても、本記事にコメントしていただいても、手段は何でもかまいません。是非、興味をお持ちの方からのご連絡を、首を長くしてお待ちしております。